
題詞: 挽歌
玉梓 の 妹は玉かも あしひきの
清き山辺に 撒けば散りぬる
作者不明:萬葉集 1415
出典:新編日本古典文学全集 萬葉集 1999 小学館(全集)
参照:小学館 全文全訳 古語辞典 2004 小学館(辞典)
新日本古典文学大系 萬葉集 2000 岩波書店(大系)
新日本古典文学大系 萬葉集 2000 岩波書店(大系)
注)玉梓の = 枕詞 一般的には 使い(便りを預かり届ける)にかかる
ここでは、使い を送る相手としての 妹 にかけたと思われる(大系)
ここでは、使い を送る相手としての 妹 にかけたと思われる(大系)
注)玉かも……ぬる = まるで玉みたいに……した
注)あしひきの = 枕詞 山 峰 などにかかる
注)撒けば = 散骨の意
改訂:
2025.02.14 題詞追記,レイアウト更新,ルビ追記
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