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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の、こだまし、雲に入り、野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2017-08-31

2017-08-29

寝ねぬ朝明に


おもふと ねぬ朝明あさけに ほととぎす
鳴きてさ渡る すべなきまでに


作者不明:萬葉集 1960


注)… と = 〜とて の意で目的/意図を表すがここでは原因を示し 〜て に近い(全集)
注)さ… = 接頭語 語義不詳(辞典)
注)すべなきまでに = 切ないほどに なんともどうしようもないほどに(大系)

出典:新日本古典文学大系 萬葉集4 2000 岩波書店
参照:新編日本古典文学全集 萬葉集4 1999 小学館
  :岩波 古語辞典 補訂版 1990 岩波書店

2017-08-27

さらば、Apple!


一週間ほど更新を休んでいる間に、当初の私の意に反して、PCの環境がすっかり変わりつつあります。

Mac の WiFi が繋がらなくなたのが発端で、電話サポートによってあれこれ原因究明をし、結局メーカー修理となりました。
電話によるサポートは、いつも待ち時間ゼロ、丁寧な応対、で概ね良かった。
反面、あれこれやらされて疲れもしましたが。

修理が予定通りできあがり調子は上々。
さて、バックアップしてあるデータを復旧して、使用再開、と思いきや。
最悪の事態が発生。

Mac OS のエラー表示いわく、

「バックアップディスクのボリュームが、大文字小文字を使用する、になっているため、このバックアップは復旧できません」

ナナ… なんだと?

ボリュームが問題だ?
今更、それはあり得ないだろう?
Mac、そうじゃないか?

その、ボリュームというのは、Windows であろうと Mac であろうと、新しく HDD を使おうとするときに、OS に初期化をさせる、その時に決まっているのだ。

いいか Mac、よく聞け、バックアップ用として使用可能なボリュームの種類が限られているのなら、バックアップの設定をする時に、遅くも、バックアップを始める直前までには、「このボリュームの HDD にはバックアップできません」と表示して、設定のやり直しを求め、作業をそれ以上進めない、それが当たりき、それがまっとう、なシステムというもんだ。

しかし、OS の勝手な都合により、そのボリュームでは、バックアップをしてもデータの復旧ができない、それ以外ではあり得ない、そのことを百も承知の上で、バックアップを続け、安心させ続けている。
いや、復旧できないデータをどんなに、こまめに、膨大に、保存し続けようと、それは、バックアップではない。
バックアップしていると見せかけて、いざという時には仇となる偽の安心を、させ続けているのだ、今もなお、世界中で。
そして、ユーザーがもうやり直せない、今際の際に、裏切る。
その罪はとてつもなく重い。

バックアップの復旧などする羽目にはおちいりたくないのに、お前が故障したからやむを得ずデータを復旧しようとしているのだ!
自分が何をやっているのか判っているのか、この裏切り者の偽善者め!

Mac サービスの、この件については Mac 最高責任者と名乗る K 氏は、製品に非のあることを認め、私の要求、原因の究明と今後の対応について、一週間ほど後に責任ある回答をすると約束した。

その回答を待ちたかったが、昨日またサービス体制がかかわる別な問題が見つかり、その解決のための電話による話し合いが、私にも五分ほどの魂はあり、決裂。

Mac がビジネスに使われない理由がよくよく解った。
もう、何の回答もいらない。

さらば、Apple!


訂正:8/27 末梢誤記訂正

2017-08-21

改定 - お休み中ですが: 浦島太郎の大ボケ


今朝、トイレで(失礼)、ふっ、と気が付いた。

「iPhone にキーボードを繋ごう!」

接続は当然 Bluetooth。
早速、Amazon で・・・

ちょっと待て、Blutooth キーボードなら持っている。
Mac で使っている US 配列の奴が、遊んでいる。
それ、iPhone に繋がらない訳は当然ない、はず。

やってみる。

 ・Administrator のキーボード・・・

と表示され、検索されたことが判る。
その表示にタッチすると、キーボードで、3286(?) を打てと。
そう打って return。

 ・接続されました

と、表示が変わる。
メモを開き、新しいメモ作成。どれ?と打ち込む。

 ・どれ?

文字が表示されるではないか!

Mac を修理と決まってから、これに気がつくまで、4日かかった!

浦島太郎のアタマはやはり硬い(固い、難い!)のだ、とつくづく思い知らされる。
昨日の「ブログしばらくお休みに」の記事を書くのに何時間かかったか!
目の前の、扱い慣れたキーボードを邪魔者扱いして・・・


改定:8/22 文字サイズ 最大→ 標準 他

2017-08-20

ブログ更新 しばらくお休みに


母艦の Mac が故障で修理に。
予備機と思っていた古い Windows ノートは、不調で実用にならず、といって修理にも値せず。
そして、バックアップ用に急遽購入し、昨日届いた超シンプルな Windows ノートが、初期不良で今日返品に。

あれもこれも不具合で対応に追われ、疲れ果ててしまい、当面の不自由はもう観念しました。
しかし、今取り敢えず使えるこのスマートフォンで、何ができるか?
これだけの文章を書くことが、もう難しい。

それで、この先の備えがないとまずいので、スマートフォンを役立てて、"Chromebook" を、Amazon.com で注文しました。
アメリカのショップで買ったのは、USキーボード仕様のものが欲しかったのと、断然安いから。
送料はともかく、無用な通関手数料まで取られましたたが、それでもまだまだ国内で買うより安い。
もちろん、普通の Windows ノートPCより遙かに安い。
それに、14" IPS モニター付きの Chromebook は、国内のネットショップでは見つけられませんでした。

これで、Bluetooth の音質がよければ、予備機にとどまらず、ネット上の検索や Youtube は母艦より軽快で出番が多くなるかも知れません。

という訳で、予備機の入手が遅れることになり、今週いっぱいくらいはスマートフォンだけで我慢(できるのかな?)、ブログ更新も難しいためお休みすることにしました。

2017-08-17

中原中也「木蔭」


中原中也「山羊の歌」より

2017-08-14

TOPに戻るボタン & 単独記事表示リンク


 TOPに戻るボタン:

長い記事や、複数の記事を読んで、ブログ画面をずっと上にスクロールした場合、最上部に戻ろうとすると、かなり手間がかかることがあります。

そんな時のために、ワンクリックでページ最上部に戻るボタンを設置しました。

スクロールしていない時には、このボタンは表示されません。
数行でも上にスクロールすると、ブラウザーの画面右下に、マーク 🔼 が現れます。

マウスのポインターをこのマークに重ねると、四角のエリアが赤に変わります。
その状態で左ボタンをクリックすると、どのような動作をしているか視認できる速度で、ページ最上部まで、一気にスクロールします。
ボタンが現れている限り、ページのどの位置にいても利用できます。

スマートフォンには、あまり必要な機能とも思えず、対応できていません。


 単独記事表示リンク:

ブログのトップページ(ホーム)には、新しい記事が複数個表示されますが、それらの記事にはコメント投稿欄がありません。
そこで、各記事下部にある「0件のコメント」と青で書かれた文字列をクリックすると、コメント記入欄が開くようになっています。
しかし、これは判りにくい上、論理的矛盾を強いる表現で不愉快でもあります。
この Blogger のお粗末な仕様は変えられません。

止むを得ず、個々の記事の本文の後に、青色文字で “この記事の単独ページ(コメント投稿欄付)を表示” と記載し、コメント投稿欄付の当該記事を単独で表示するページにリンクするようにしました。
この文字列をクリックすると、複数記事表示から、当該記事の単独表示に変わり、その下部にコメント投稿欄があります。

ちなみに、この新設文字列クリックと同じ動作が、各記事上部の記事タイトル、サイドバーに表示される記事タイトル、そのいずれかをクリックすることによっても可能です。

トップページ(ホーム)に戻るには、単独記事表示ページの最下部にある “ホーム” と書かれた文字列、又は、ブログ・タイトルの文字列 “土風空” をクリックします。


閲覧環境によって、何らかの不具合がある場合は、コメント欄でお知らせ下さい。
又、この件のみならず、閲覧上の不具合、あるは、改善のご要望など、ございましたら、何なりとコメント頂けますようお願いします。

2017-08-13

待てど来鳴かぬ


題詞: さら霍公鳥ほととぎすくことのおそきをうらみし歌三首 その三

2017-08-10

2017-08-08

こよ鳴き渡れ


萬葉集巻第十八 より

2017-08-04

Help! 歌詞探し 中学校音楽の歌「舟歌」


大昔、中学校の音楽の教科書に、メンデルスゾーンの「ヴェニスの舟歌」のメロディーに歌詞をつけた “歌” が載っていました。(無言歌 作品30-6)
以来、それは大変好きな歌なのですが、残念ながら、歌詞のほとんどを忘れてしまいました。題名も不明です。

2017-08-02

ポール・フォール「このおとめ」


Paul Fort 1872-1960 フランスの詩人 近代仏文学の興隆にあずかって力あった。(訳者)