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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2017-08-13

待てど来鳴かぬ


詞書: さら霍公鳥ほととぎすくことのおそきをうらみし歌三首 その三




月立ちし 日よりきつつ うちじの
待てど来鳴きなかぬ ほととぎすかも



大伴家持おほとものやかもち:萬葉集 4196



注)月立ちし = 月の初めの
注)招きつつ = ほととぎすを擬人化して待つ気持ち
注)うち偲ひ = うち慕い 慕うともなく慕う
注)…かも = 不確実なことへの疑問 …なのだろうか…いや…


出典:新日本古典文学大系 萬葉集4 2000 岩波書店 (大系)
参照:岩波 古語辞典 補訂版 1990 岩波書店


改訂:2017.08.13 誤記訂正 出典 萬葉集1→ 萬葉集4
2020.06.13 レイアウト更新 題詞記載 ルビ誤記訂正:うちしのひ→うちじの




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