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cogito ......


‥‥
 にもかかわらず 君は 何世紀もの間
  慈悲も後悔もなしに 戦い続けてきた、
   それほどまでも 君は 殺戮と死とを愛するか、
    おお 永遠の戦士よ、おお 冷酷無情の同胞よ!

2018-10-21

「いばらの森を歩むマリア」絵と音楽と…


今朝の目覚めの一曲に Dominique Boissy 氏の "Praise the Lord" を聴く。終わって、Youtube が勝手に推奨表示した次の一曲、なぜか一曲のみ、その画像がこのアイコンに見られる絵。
絵に惹かれてクリックする……




この夏にアップした記事 「ブロックフレーテ "Praise the Lord"」 では、主旨が楽器の音色にあったので、その曲については「なんでもないような笛の奏でるメロディー…… 」と、あっさり触れたのみでした。
ところが振り返ってみると、この、明るく調子のいいメロディーの曲は、その後大のお気に入りになっていて、繰り返し聴いたり笛で吹いてみたりしていました。

今朝も、足りない元気をこの曲で補う。聴き終わると画面に小さく、今まで見たことがない絵… 古典的な様式を借りた新しい絵のよう。しばらく見とれ… これ、マリア… と思う。

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この絵は古いポストカード。添えられているドイツ語文字は「いばらの森を歩むマリア」。
そして YouTube 上の曲は、Boissy 氏が民間伝承メロディーをテナーで吹いて四日前に同じ題名でアップしたもの。
その動画をここに埋め込ませていただきます。

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受胎告知に限らず、宗教的題材を描いている、いわゆる聖画あるいは聖画像にはまったく興味がなく、ほとんど見ないせいもあって、有名無名にかかわらず心に触れるものを知らなかったのですが、この絵は違います。

ありえない、信じ難い、私なら気が触れてしまうかも知れない、文字どおり天変地異の際にいるかと思われる、マリア。
しかし、マリアは言う…

「わたしは主のはしためです。お言葉どおりこの身に成りますように」。
(口語訳新約聖書:ルカ 1:38)   

そうであってもなお、この絵とこの演奏は、人間でありそれ以外ではない、人間マリアを描いているように私には思えます。

イバラの森、それは荊が行くてを塞ぐ険しい森か、否、それなら超えてゆく術もまたあろう…
だが、この世にある荊は重く超え難い。
マリアはそこを歩む。
未婚の母、この世の権力構造とそれに組み込まれ否応なくそれを支える庶民は、共にそれを許さない。許婚者のヨゼフも破談を決意する。

三つの共観福音書の中で唯一ルカだけが記す、このイエス誕生の物語の核心はそこにあると考えます。
救い主すなわちキリストは、この世にある人々に望まれるかたちで、言い換えれば、この世の罪人の要望に応じて、この世にもたらされたのではないということです。
その誕生に先んじて、この世との対立を前提に、新し天と新しい地をもたらすために、降誕した。

その壮大な天命を担った人間、マリア、それがここに謳われています。


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Bravo !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

3'23"
"Mary Wandered through a Wood of Thorns"
「いばらの森を歩むマリア」
Tune: Traditional
Tenor-Blockflöte: Dominique Boissy
Arrangor -Editor : Klaus Heidtmann
Post card : Art publisher Brück & Sohn Meissen, 1930


改訂:2018.10.21 リード脱字訂正 Bossy→Boissy
2018.10.23 本文加筆→…興味がなくあまり見ないせいもあって
2018.11.23 レイアウト更新 末梢表現変更
2026.07.02 タイトル変更 さまよう→歩む 根幹記述加筆



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