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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の、こだまし、雲に入り、野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2020-01-09

藤圭子さん "琵琶湖周航の歌"


二十年ほど前、琵琶湖湖畔の今津に転居しました。まさに琵琶湖湖畔、それも鴨の漂う今津浜へ徒歩数分の住居で、夢のひとつが叶ったかのようでした …… が、しかし ……

2020-01-03

新しい年 : 藤圭子さん"ゴンドラの歌"


迎春、おめでとうございます。

正月になるとなぜ「おめでとう」というのか、数年前、長塚節氏の『土』を読んで、遅きに失した感もありますが、その理由が心底解りました。そして、新たに迎えさせて頂いたこの一年、さて……