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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

改訂情報:


- The Alexander Brothers : Nobody's Child リードに加筆, 一部記述変更

- ホセ・カレーラス「光さす窓辺」 対訳付き原語歌詞掲載
ラベル 20 音楽 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2024-04-28

そが みまこさん "夏の思い出"


夏が来れば思い出す
  はるかな尾瀬
    遠い空 …

2021.8.2投稿記事の更新 - 季節感について大幅に加筆

2024-03-19

今、巷に甦えるシャンソン "Voilà (ヴォワラ)"


2024年が明けて間もない街中に、ジャングルの奥から響くドラムビートに席巻されてあらゆる情趣を失ってしまったかのようなこの憂き世に、今なおシャンションが生きていた。
時は今… 往年の名歌手の回顧コンサートではなく、若い世代が新しく創ったシャンソンの歌声が街ゆく人々の足を止めその心をとらえた…

2024-01-19

土居裕子さんの歌う「ローレライ」


ローレライという歌、当然、子供のころから知っているわけですが、メロディーに親しみを感じてはいたものの、歌詞の内容をどう受け止めて良いのか判らなくて、好きになれずにいました。ところが…

2023-07-06

はいだしょうこさん "夏の思い出"


この歌、「夏の思い出」、広く親しまれている歌ですから YouTube にもたくさんアップされていますが… その中にあって一際興味を引くこのビデオ、伴奏するのは拝田正機氏、ピアニストで、しょうこさんのお父様。

2023-03-08

早春賦:Hue


この歌を取り上げるのはこれで三度目です。最初が、飾らず真っ直ぐで清々しい芹洋子さん、続いて個性的なアクセントを操って歌詞を際立たせる白鳥由美子さんの歌唱でした。
そしてここに素晴らしいハーモニーを堪能させてくれる Hue のお二人のデュエット…… Bravo! & Brava!

2022-09-15

"Home! Sweet Home!" J. サザランド


1990年の引退公演でサザランドが選んだ演目はマイアベーアの「ユグノー教徒」。16世紀中~17世紀末のフランスで弾圧された改革派 “ユグノー教徒” が王権派/教皇派と争った暗い歴史を背景に貴族社会の混迷を描く5幕4~5時間に及ぶグランド・オペラ。その公演のアンコールで歌ったのがこの "Home! Sweet Home! (埴生の宿)"。

2022-09-13

夏の名残のばら (庭の千草)


"夏の名残のばら(The Last Rose of Summer)" はアイルランドの詩人トーマス・ムーアの作品。 アイルランドのバリトン Simon Morgan と歌手/作曲家 Jack O Rourke がソロとデュエットで、ひとり残されたものへの愛釈に自らの悲哀を重ねた詩情を、懐かしい「庭の千種」のメロディーに乗せて粛然と歌います。

2022-08-29

島崎藤村:椰子の実 / 歌:ヒュ(Hue)


古い日本の歌をとても魅力的なハーモニーを聴かせてくれるデュオ "Hue" の歌で「椰子の実」。
藤村の詩をほぼ100年前の初稿の仮名遣いで掲げます。そして今となっては難しい国語表現を逐一辞書を引いて解読しました。それを忘れてまた辞書を引くことのないよう (注) に記しました。

2022-05-22

夏は来ぬ - by Hue, a Korean Duo


この歌はとてもいい歌唱をいくつか聴いています。
それらの中で、真正面からこの歌に向かいあっていて(他とのコラボでなく)、とても魅力的なハーモニーを聴かせてくれる Hue の歌唱をピックアップしました。 5年前にアップした京都エコー合唱団の歌唱と好対象でどちらも魅力的、それらの優劣を考えることは意味のないことですね。

2022-04-24

"浜千鳥" Pop-Opera Duo: Hue (ヒュー)


かなり理屈っぽい訳ありの末、好きになった曲… 浜千鳥。
多くの歌手がこの歌を歌っていますが聴くに堪える歌唱は皆無… 長い間そう思っていて記事をアップできず残念だったところに韓国のデュオ "Hue" の二人による断トツに素晴らしい歌唱と遭遇…… 感謝!

2022-04-10

島田裕子さん "雨降りお月"


この歌は「雨降りお月さん」として広く知られているように思うのですが… それがなぜに「雨降りお月」?

2022-01-16

John Denver "Country Roads"


久しぶりにこの曲を聴いて、その歌詞の故郷への思いの深さに初めて気づき、驚き、改めて解釈して聴き直しました。

歌詞原文の掲載は不可、翻訳された歌詞の掲載も著作権者の許諾が必須であるため、やむを得ず歌唱に対応した文に注釈を記します。

2021-07-26

そがみまこさん "そよかぜのように ひだまりのように"


小さな手を振って, ランドセルをからってお友達と元気に登下校をしている子ども達。そんな子ども達を, 優しく, 温かく, そよ風のように ひだまりのように 見守っていたい… と小学校の先生をしていらっした「坂井英一先生」が作られた曲です。 - (注:からって=背負って) - ビデオ付帯コメントより抄約

2020-06-30

M. ポリーニのモーツァルト "K.467 Andante"


弱音器をつけたバイオリンが優しいメロディーを歌い、ピアノが引き継ぐ。ポリーニはそれを流れるような美しさではなく… もどかしいような、ためらうようなタッチで、ときに力強く鍵盤を叩き、何か… 激しさや苦しさを思わせるように歌います。
付録: ハリー・ポッターがオーボエを吹いてる!

2020-04-29

白鳥英美子さん「朧月夜」


あたかも、平服で目立つ化粧もしないかのよう、喉に力を入れて声もつくらず、ひたすら言葉は大切に……。


2019-08-02

Over in the Gloryland - 栄光の地へ: by SJB


New Orleans Jazz から一曲。曲は、ジャズという音楽ジャンルの源である New Orleans Jazz の、そのまた源のひとつ、黒人霊歌 (Negro Spiritual) の一曲。
Shotgun Jazz Band の演奏で。

2018-03-21

ショスタコーヴィッチ "Waltz 2":その1

セカンド・ワルツ の名でも親しまれ、映画に使われたり、いまや大人気。
R.シャイ―とコンセルトヘボウ管の演奏に心を揺すぶられてしまいます。歴史的画像を映し出すビデオが秀逸で、20 世紀初頭〜中葉のロシアの壮絶な苦難の歴史を改めて思い起こさせます。

2017-06-01

合唱団京都エコー「夏は来ぬ」


この歌はとてもいい歌唱をいくつか聴いています。
それらの中で、ハーモニーには疎い私の耳にも4声部が心地よく響く京都エコー合唱団の歌唱をピックアップしました。
多人数で歌っていても抑揚が豊かで平板にならず、フォルテでは力強くてとても魅力的です。

2017-03-04

藤井香織さん グノー「アヴェ・マリア」


厚みのあるふくよかな低い音、暖かい中音域、丸くなりすぎず澄明に伸びる高い音…… その柔らかく暖かい響きが心地よい。

2016-06-20

庄司紗矢香さん J.S.Bach 「シャコンヌ」


美しい音楽とは、このことか・・・