秋が深まり涼しさが寒さに変わり始めると、虫たちが暖を求めて住宅内に侵入してきます。
昨日は、ここではお馴染みのテントウ虫が姿を見せました
昨日は、ここではお馴染みのテントウ虫が姿を見せました
緑の多い環境にある住戸なので、戸を開ける時も網戸までは開けることはしないのですが、それでも僅かな隙間を見つけて入ってきます。
昨日は戸も網戸もしっかり閉めてあったのですが…
一夜明けた今日、昨日いたあたりのサッシを同じように歩く姿がありました。
そっと指を近づけてみると、しばらく様子を伺って肌のぬくもりを感じたのか、乗ってきました。
やがて人差し指から手の甲にまで遡って、本格的に暖かくなったのか立ち止まってじっとしています。
よく見ると、サッシの狭い隙間に潜っていたためか、黒いエナメル質のようにきれいな丸い背中にアウスダストをいっぱい付けています。
背中をティッシュペーパーでそおっと拭ってやると大人しくしているので、すっかりきれいになりました。
あれぇ、極楽トンボならぬ極楽テントウ虫!
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ハネナガイナゴ (学名:Harmonia axyridis)
体長:およそ7mm
場所:11F集合住宅屋内
日時:2024.10.24
体長:およそ7mm
場所:11F集合住宅屋内
日時:2024.10.24
年二化。成虫は集団で越冬する。気温が高くなると夏眠を行う。
多くの種類のアブラムシを捕食するジェネラリストで、幼虫も成虫もアブラムシを食べる。
アブラムシ類が寄生するさまざまな植物に見られる。
色や斑紋に変化が多く、紋のないものから19個のものまでいる。2~4紋型は九州方面に多く、19紋型は北海道・東北・日光地方に多い。
紋の少ないものは黒地に赤もしくはオレンジ色の紋、紋の多いものはオレンジ色の地に黒い紋、紋のないものはオレンジ色である。
-ja.wikipedia.org
テントウムシの足の秘密
てんとう虫全体に共通する特徴でもありますが、ナミテントウはガラスの壁を滑ることなくすらすら歩けます。
それが足の先の剛毛部分(下の写真)によるものだということは分かっていましたが、どんな原理で接着できるのかはなかなか分からず、40年間専門家の間で議論されてきました。 しかしこれも2021年に分子間力(ファンデルワールス力)によるものだと判明。教科書で見た難しそうな法則を、てんとう虫は生活で使いこなしているなんて・・・
むろんガラスの壁は自然界にはありませんが、アブラムシを食べる習性ゆえ、つるつるした木の幹や枝葉をすらすら歩けるように足の裏が進化したのでしょうね。
- ふじのーと https://www.yamanashibank.co.jp/fuji_note/fuji/namitentou.html
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