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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の、こだまし、雲に入り、野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2016-06-20

庄司紗矢香さん J.S.Bach 「シャコンヌ」


美しい音楽とは、このことか・・・




織りなす重音の心地よさに・・生まれる前に聴いたことがある?・・命はどこから来てどこへ行く?・・さまざまな瞑想に思いが巡り、意識が少し希薄になるかのように感じたりする。 

言葉や肉声で対峙しない、器楽のやさしい無関心・・・
それが、私に、折に触れた心の逍遥を許す。


J.S. バッハ 「パルティータ第2番ニ短調 BWV1004」より「シャコンヌ」
バイオリン: 庄司紗矢香



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