ほととぎす こよ鳴き渡れ 灯火 を
月夜になそへ その影も見む
大伴家持:萬葉集 4054
注)こよ = コは "ここ" ヨは "より" の意で通過点を示す → ここを通って(全集)
注)なそへ = 見たてる
注)…も = 承ける語を不確実なものとして提示 …せめてそれを(全集)
注)…む = …よう …たい〔意思/希望
出典:新日本古典文学大系 萬葉集4 2000 岩波書店
参照:新編日本古典文学全集 萬葉集4 1999 小学館
岩波 古語辞典 補訂版 1990岩波書店
*注釈に 新編日本古典文学全集 を引く場合、末尾に(全集)、それに加えて
新日本古典文学大系 をも引き、併記する場合、末尾に(大系)と記す。
末尾に何も記載のない注釈は、新日本古典文学大系、または、岩波古語辞典より。
改訂:2017.08.10 注釈引用説明に加筆
:2018.08.19 レイアウト更新 注釈 "こよ" に説明加筆
:2018.08.19 レイアウト更新 注釈 "こよ" に説明加筆
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