ほととぎす 汝が初声は 我にもが
五月の玉に 交へて貫かむ
作者不明:萬葉集 1939
注)…もが=〔願望〕…欲しい (大系)
注)…む=〔意思〕しよう
出典:新日本古典文学大系 萬葉集2 2000 岩波書店
参照:新編日本古典文学全集 萬葉集3 1999 小学館
岩波 古語辞典 補訂版 1990 岩波書店
注)五月の玉=五月五日の薬玉をいう。長寿を祈るため香薬を錦の袋に入れ、五色の糸で飾った。
菖蒲やよもぎ、時には橘の花や実などを緒に通すこともあった (全集)
注)交へて貫か(む)=混ぜて緒に通す菖蒲やよもぎ、時には橘の花や実などを緒に通すこともあった (全集)
注)…む=〔意思〕しよう
出典:新日本古典文学大系 萬葉集2 2000 岩波書店
参照:新編日本古典文学全集 萬葉集3 1999 小学館
岩波 古語辞典 補訂版 1990 岩波書店
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