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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の、こだまし、雲に入り、野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2018-05-02

君が憂への

題詞:二千十八年五月一日 肺炎が癒え退院するにあたり、通院を促し、病院を探し、付き添ってくれた、介護サービスの担当サービス責任者 Yさんに捧げるため、土のちりの作りし歌一首




我をく 君が憂への 尊きに

  ひとり逝く道 かへされたり



土のちり (Uriah)


注)急く=(せく)せかす いそがせる
注)憂へ=(うれえ)嘆願 訴え 心配
注)尊きに=尊きゆえ 尊いために
注)疾く=(とく)すぐに 早速 急いで
注)還されたり=(かえされたり) 帰されて 戻されて(…今ある)〔受け身・完了・現在〕

参照:全文全訳 古語辞典 2004 小学館
   全訳 古語辞典 2003 学研教育出版


改訂:2018.05.02 題詞に年号追記
2018.05.03 還されり→還されぬ され+り は接続の誤り
2018.05.20 サ責 → サービス責任者
2018.07.27 還されぬ → 還されたり 完了し継続している表現に変更


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