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cogito ......


東明しののめ の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく、、、、、小旗の如く涕なかんかな

    或あるはまた別れの言葉の、こだまし、雲に入り、野末にひびき
    海の上への風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

       中原中也「老いたる者をして」- 詩集「在りし日の歌」より

2017-09-29

棲みわたるがね


題詞: 夏の雑歌ざふか

注)ほととぎすを褒め称える長歌「鳥を詠よむ」を受けて詠う反歌のひとつ

2017-09-27

土のちり( Uriah):ダビデとウリア


ブログオーナーのニックネームに英名を追記し、必要に応じてそれぞれを単独で、あるいはカッコ内に併記して、表示するようにします。

注)Uriah の併記はその後漸次廃止されています(2025.10.28)

2017-09-24

串田孫一 「夏の青い空」


若い頃、半世紀ほども前に読んだエッセイ。
串田孫一氏が、二十歳になったばかりの若い友人の死の床に駆け付けたときのことを綴った、今もなお、鮮烈な印象の残る一節があります。
初めにその一節を、そして末尾に終章の一節を引用させていただきます。

2017-09-22

H.ハイネ / F.シューベルト「漁師の娘」


シューベルト作曲 歌曲集「白鳥の歌」より、ハイネの詩による「漁師の娘」

2017-09-20

中原中也「わが喫湮」


中原中也「山羊の歌」より

2017-09-18

松は知るらむ


題詞:山上憶良やまのうえのおくら の 追和ついわ する歌一首

2017-09-16

"Growling Tenor Recorder"


このビデオクリップ、録音マイクが、近くを通り過ぎる車の音も拾ってしまっていることからも判るように、リアルな、現実の情景そのまま、それ以外の何物でもありません。

それにもかかわらず…… 久々に、シュールという言葉を思い出させ、それを、映像と音にしたような、なんとも不思議な作品。

?… ?… ??… ???

まずは、クリップをご覧あれ。


∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴

   Brava !!!!!!!!


   01'23''
Tenor Recorder (w/Growling): Luna Schneider
Location: Burg Sternberg, Germany

∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴

まるで、いつか見た夢のような、失われた…時を …影を、追い求めているような、そんな気がして、意識がはるか彼方へ翔んで行ってしまいそうです。


"Growling-technique"

これをアップした、ルナ・シュナイダーさんの、一行だけのコメントが付いています:

  wooo, i just discovered the "growling-technique!"

吹いている楽器はテナー・リコーダー。
この楽器、別名を、ヴォイス・フルートとも呼ばれ、人の声に近い音域と響きをもっています。

ルナさん、楽器を鳴らすために息を吹き込むのと同時に、キーに合わせて声帯を震わせ、歌うような声を出しているようです。
その結果、音域が声に近い楽器は、まるで人が唸って (growling) いる声のように、共鳴して、楽器本来の音にかぶさるように鳴っているのだと思います。
それが更に、トンネルのようなチューブに反響して、不思議な効果を醸し出しています。

そして、特筆すべきは、カメラ。これは、見事!
ヴォイス・フルートが奏でる曲の不思議なノスタルジー、それにカメラ・ワークが、シュールの衣を纏わせています。
通り過ぎる車の音も、邪魔なようでいて、実は、情景にリアリティーを与えているようです。

私にとって、これは、極めてまれな、「芸術」というあまり好きではない、いやはっきり、嫌いな言葉を、想起させる映像です。

昔の、シュールレアリスト達のわざとらしい仕掛けの遊び… 一皮むけばギリシャ神話のもじりにすぎないような見世物、等々より、ず、ず、ずうっと、面白い、すばらしい。


改訂: 9/17 Luna Schneider → ルナ・シュナイダー


2017-09-13

朝居る雲の


題詞: 挽 歌(ばんか)

2017-09-10

G・ドニゼッティ「人知れぬ涙」


オペラ『愛の妙薬』の中で、ネモリーノによって歌われるアリア「人知れぬ涙」。
リリック・テノールの数あるアリアの中で、最高傑作ともいわれ、広く親しまれていると思います。

2017-09-09

また見けむかも

 

題詞:大宝 たいほう元年辛丑しんちう、紀伊国きのくにに幸みゆきたまひし時に、結松むすびまつ を見し歌一首 柿本朝臣人麻呂歌集かきのもとのあそみひとまろかしゅう の中うちに出いづ

2017-09-06

やめてほしい!「遷移する」


いつごろからか、ネット上あるいは印刷物の、パソコン関連の記事や取扱説明書の中で、「遷移」という言葉が、誤用、多用、されていて、なんとも気分が悪いのは私だけではないと思いますが、いかがでしょうか。

最近のパソコン取扱説明書から一例を。


これ、なんとも気持ちが悪いですね。

この例文なら、… に移ります または … に変わります、などが普通の表現だと思います。
それを敢えて …… なぜ? どんなつもりで?
平易な言葉を、熟語に置き換えて、いい文章にしたつもりなのでしょうか?
そうなんでしょうね、わざと悪くするはずはないので。

虎の威を借る狐かな。

これを、単純に間違いだと思うだけでなく、気持ちが悪い…と思うのは、たぶんそこのところ。
いいつもりになって、まちがったことをやってしまう… という、わが身を振り返っての反省をもふくめた、気持ち悪さ、居心地の悪さ。

そして、たとえ間違いであっても、それが印刷されていたり、ネット上で活字体になったりしていると、それを正しいと思い、あるいは、その意味も判らないまま、まねてしまう愚かさ。
そして、それがネット上で、安易にクリックされて、またたくまに、拡散、萬延する怖さ。

当ブログも、私が、知らぬが仏で平然としてはいても、誤字脱字誤謬があちこちで活字体になっているのかと思うと、ちょっと怖くなります。

そこで、たわむれに、誤字を一つ、わざと埋め込んでみました。
どれでしょう…… 見つけるのはかなり難しいかも…… ヒントは、古い字体 (^_-)-☆。

このような、判別が難しく見逃してしまいがちな誤字や、漢字変換ミスなどとは違って、PC の表示画面が「遷移する」と堂々と書かれると、まるで裸の王様を見ているかのような思いがして、あたりを見回す私、黙っていられないこのごろなのです。

∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴

遷移の “遷” の意味、デジタル大辞泉(小学館)にはつぎのように書かれています。

 1 元の場所や地位から離れて別の所に移る。移す。「遷都/左遷・孟母三遷」
 2 物事が時間とともに移り変わる。「変遷」
 3 魂が体から抜け出る。死ぬ。「遷化」

3番目の遷化せんげというのは知りませんでしたが、他の二つは、日本史で習った “遷都”、いつの間にか覚えた “変遷”、として私が理解しているところと一致しています。

この文字の意味するところは、ある物や事が “相応な時間や距離を経て移り変っていく様” を指していると思います。

したがって、変化する新旧二つの状態の間に、特に時間的空間的経過がなければ、それは “遷” にあらず。
紙芝居のように、一枚めくって即次の絵に変わる… それは、文字通り “変”化。
それを、遷移などといったら、それ自体が漫画でしょう。


* 意図的に埋め込んだ誤字は:萬延 正しくは:蔓延


改訂:2017.09.07 タイトル変更 遷移します→ 遷移する 文末に加筆
   2017.09.09 文面構成変更 他
   2019.04.22 埋込誤字の解追記


2017-09-04

中原中也「蜻蛉に寄す」


中原中也「在りし日の歌」より

2017-09-02

ヘレン・マガーさん「ベニスの謝肉祭」


独奏フルートの名曲、あるいは、フルート教則本でおなじみの「ベニスの謝肉祭」。
深い味わいのある名曲というわけではなく、フルート奏者の、テクニックの聴かせどころ、聴きどころ、そのためにあるような曲。

2017-08-31

2017-08-29

寝ねぬ朝明に


物思おもふと 寝いねぬ朝明あさけに ほととぎす
鳴きてさ渡る すべなきまでに


作者不明:萬葉集 1960


注)… と = 〜とて の意で目的/意図を表すがここでは原因を示し 〜て に近い(全集)
注)さ… = 接頭語 語義不詳(辞典)
注)すべなきまでに = 切ないほどに なんともどうしようもないほどに(大系)

出典:新日本古典文学大系 萬葉集4 2000 岩波書店
参照:新編日本古典文学全集 萬葉集4 1999 小学館
  :岩波 古語辞典 補訂版 1990 岩波書店

2017-08-27

さらば、Apple!


一週間ほど更新を休んでいる間に、当初の私の意に反して、PCの環境がすっかり変わりつつあります。

Mac の WiFi が繋がらなくなたのが発端で、電話サポートによってあれこれ原因究明をし、結局メーカー修理となりました。
電話によるサポートは、いつも待ち時間ゼロ、丁寧な応対、で概ね良かった。
反面、あれこれやらされて疲れもしましたが。

修理が予定通りできあがり調子は上々。
さて、バックアップしてあるデータを復旧して、使用再開、と思いきや。
最悪の事態が発生。

Mac OS のエラー表示いわく、

「バックアップディスクのボリュームが、大文字小文字を使用する、になっているため、このバックアップは復旧できません」

ナナ… なんだと?

ボリュームが問題だ?
今更、それはあり得ないだろう?
Mac、そうじゃないか?

その、ボリュームというのは、Windows であろうと Mac であろうと、新しく HDD を使おうとするときに、OS に初期化をさせる、その時に決まっているのだ。

いいか Mac、よく聞け、バックアップ用として使用可能なボリュームの種類が限られているのなら、バックアップの設定をする時に、遅くも、バックアップを始める直前までには、「このボリュームの HDD にはバックアップできません」と表示して、設定のやり直しを求め、作業をそれ以上進めない、それが当たりき、それがまっとう、なシステムというもんだ。

しかし、OS の勝手な都合により、そのボリュームでは、バックアップをしてもデータの復旧ができない、それ以外ではあり得ない、そのことを百も承知の上で、バックアップを続け、安心させ続けている。
いや、復旧できないデータをどんなに、こまめに、膨大に、保存し続けようと、それは、バックアップではない。
バックアップしていると見せかけて、いざという時には仇となる偽の安心を、させ続けているのだ、今もなお、世界中で。
そして、ユーザーがもうやり直せない、今際の際に、裏切る。
その罪はとてつもなく重い。

バックアップの復旧などする羽目にはおちいりたくないのに、お前が故障したからやむを得ずデータを復旧しようとしているのだ!
自分が何をやっているのか判っているのか、この裏切り者の偽善者め!

Mac サービスの、この件については Mac 最高責任者と名乗る K 氏は、製品に非のあることを認め、私の要求、原因の究明と今後の対応について、一週間ほど後に責任ある回答をすると約束した。

その回答を待ちたかったが、昨日またサービス体制がかかわる別な問題が見つかり、その解決のための電話による話し合いが、私にも五分ほどの魂はあり、決裂。

Mac がビジネスに使われない理由がよくよく解った。
もう、何の回答もいらない。

さらば、Apple!


訂正:8/27 末梢誤記訂正

2017-08-21

改定 - お休み中ですが: 浦島太郎の大ボケ


今朝、トイレで(失礼)、ふっ、と気が付いた。

「iPhone にキーボードを繋ごう!」

接続は当然 Bluetooth。
早速、Amazon で・・・

ちょっと待て、Blutooth キーボードなら持っている。
Mac で使っている US 配列の奴が、遊んでいる。
それ、iPhone に繋がらない訳は当然ない、はず。

やってみる。

 ・Administrator のキーボード・・・

と表示され、検索されたことが判る。
その表示にタッチすると、キーボードで、3286(?) を打てと。
そう打って return。

 ・接続されました

と、表示が変わる。
メモを開き、新しいメモ作成。どれ?と打ち込む。

 ・どれ?

文字が表示されるではないか!

Mac を修理と決まってから、これに気がつくまで、4日かかった!

浦島太郎のアタマはやはり硬い(固い、難い!)のだ、とつくづく思い知らされる。
昨日の「ブログしばらくお休みに」の記事を書くのに何時間かかったか!
目の前の、扱い慣れたキーボードを邪魔者扱いして・・・


改定:8/22 文字サイズ 最大→ 標準 他

2017-08-20

ブログ更新 しばらくお休みに


母艦の Mac が故障で修理に。
予備機と思っていた古い Windows ノートは、不調で実用にならず、といって修理にも値せず。
そして、バックアップ用に急遽購入し、昨日届いた超シンプルな Windows ノートが、初期不良で今日返品に。

あれもこれも不具合で対応に追われ、疲れ果ててしまい、当面の不自由はもう観念しました。
しかし、今取り敢えず使えるこのスマートフォンで、何ができるか?
これだけの文章を書くことが、もう難しい。

それで、この先の備えがないとまずいので、スマートフォンを役立てて、"Chromebook" を、Amazon.com で注文しました。
アメリカのショップで買ったのは、USキーボード仕様のものが欲しかったのと、断然安いから。
送料はともかく、無用な通関手数料まで取られましたたが、それでもまだまだ国内で買うより安い。
もちろん、普通の Windows ノートPCより遙かに安い。
それに、14" IPS モニター付きの Chromebook は、国内のネットショップでは見つけられませんでした。

これで、Bluetooth の音質がよければ、予備機にとどまらず、ネット上の検索や Youtube は母艦より軽快で出番が多くなるかも知れません。

という訳で、予備機の入手が遅れることになり、今週いっぱいくらいはスマートフォンだけで我慢(できるのかな?)、ブログ更新も難しいためお休みすることにしました。

2017-08-17

中原中也「木蔭」


中原中也「山羊の歌」より

2017-08-14

お知らせ:TOPに戻るボタン & 単独記事表示リンク


 TOPに戻るボタン:

長い記事や、複数の記事を読んで、ブログ画面をずっと上にスクロールしたい場合、最上部にまで戻るのにかなり手間がかかることがあります。

そんな時のために、ワンクリックでページ最上部に戻るボタンを設置しました。

スクロールしていない時には、このボタンは表示されません。
数行でも上にスクロールすると、ブラウザーの画面右下に、マーク 🔼 が現れます。
(標準フォントの絵文字を利用した手製ボタンであるため鮮明さを欠いています m(__)m)

マウスのポインターをこのマークに重ねると、四角のエリアが赤に変わります。
その状態で左ボタンをクリックすると、どのような動作をしているか視認できる程度の速度で、ページ最上部まで、一気にスクロールします。
ボタンが現れている限り、ページのどの位置にいても利用できます。

スマートフォンにはあまり必要な機能とも思えず、対応していません。

∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥    

その後の、レイアウト全面変更により下記内容は不要/無効になっています。

単独記事表示リンク:

ブログのトップページ(ホーム)には、新しい記事が複数個表示されますが、それらの記事にはコメント投稿欄がありません。
そこで、各記事下部にある「0件のコメント」と青で書かれた文字列をクリックすると、コメント記入欄が開くようになっています。
しかし、これは判りにくい上、論理的矛盾を強いる表現で不愉快でもあります。
この Blogger のお粗末な仕様は変えられません。

止むを得ず、個々の記事の本文の後に、青色文字で “この記事の単独ページ(コメント投稿欄付)を表示” と記載し、コメント投稿欄付の当該記事を単独で表示するページにリンクするようにしました。
この文字列をクリックすると、複数記事表示から、当該記事の単独表示に変わり、その下部にコメント投稿欄があります。


ちなみに、この新設文字列クリックと同じ動作が、各記事上部の記事タイトル、サイドバーに表示される記事タイトル、そのいずれかをクリックすることによっても可能です。

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又、この件のみならず、閲覧上の不具合、あるは、改善のご要望など、ございましたら、何なりとコメント頂けますようお願いします。


2017-08-13

待てど来鳴かぬ


題詞: 更さら に 霍公鳥ほととぎす の哢なくことの晩おそきを怨うらみし歌三首 その三

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