
題詞: 夏の雑歌
注)ほととぎすを褒め称える長歌「鳥を詠む」を受けて詠う反歌のひとつ
反 歌
橘の 林を植えむ ほととぎす
常に冬まで 住み渡るがね
常に冬まで 住み渡るがね
作者不明:萬葉集 1958
注)(植え)…む=〔意志•意向•決意〕…(し)よう …(する)つもりだ
注)渡る=〔自ラ四終〕(年月を)過ごす 時を送る
注)がね=〔終助〕(上代語) 事実の実現を期待する気持ちを表す …する(こと)だろう(から)
出典:新編日本古典文学全集 萬葉集 1999 小学館(全集)
参照:小学館 全文全訳 古語辞典 2004 小学館(辞典)
新日本古典文学大系 萬葉集 2000 岩波書店(大系)
新日本古典文学大系 萬葉集 2000 岩波書店(大系)
改訂:
2015.02.18 出典変更,注釈改訂加筆,題詞追記,レイアウト更新
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