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cogito ......


東明しののめ の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく、、、、、小旗の如く涕なかんかな

    或あるはまた別れの言葉の、こだまし、雲に入り、野末にひびき
    海の上への風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

       中原中也「老いたる者をして」- 詩集「在りし日の歌」より

2017-10-29

シャロンのばら、谷のゆり & シロアムの池


シャロンのバラ、シャロンの花、谷のユリ、谷間の百合、野のユリ、シロアムの池、等々、文学作品や音楽に、実にさまざまに引用されている言葉のルーツを少し整理してみました。

2017-10-27

"For These Are My Mountains"


For These Are My Mountains この歌の歌詞の内容を理解したく、原詩を解釈・検証して理解できた内容を、歌詞大意の備忘録とします。
再改訂:2021.06.08 ビデオクリップ リンクを再更新

2017-10-25

かかる恋には

題詞:大伴坂上郎女おほとものさかのうえのいらつめ歌二首 (その一)

2017-10-16

Alexander Brothers: Nearer my God to thee


今は亡きジャック・アレクサンダーさんの歌う "Nearer my God to thee" 邦題「主よ みもとに 近づかん」(讃美歌320番)

2017-10-12

The Alexander Brothers : Nobody's Child


盲目の孤児の少年が歌う…「僕は、誰の子でもない… 花みたいだよ、ただ育っているだけ、野生のままでね」

改訂版記事へのLINK :「Alexander Brothers: Nobody's Child (改訂版)」

2017-10-11

中原中也「追懐」


中原中也「未刊詩篇」より

2017-10-07

秋の七草


題詞:山上臣憶良やまのうへのおみおくら の秋野の花を詠よむ歌 二首

2017-10-05

ハインリッヒ・ハイネ「ローレライ」


ローレライという歌、当然、子供のころから知っているわけですが、メロディーに親しみを感じてはいたものの、歌詞の内容をどう受け止めて良いのか判らなくて、好きになれずにいました。ところが…

2017-10-03

なるほど!


新しい辞書が届いて、パラパラとめくっていたら、sugar …… ン?

それで、突然思い出した古い記憶。

2017-10-01

中原中也「汚れつちまつた悲しみに……」

中原中也「山羊の歌」より



汚れつちまつた悲しみに……


汚れつちまつた悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れつちまつた悲しみに
今日も風さへ吹きすぎる

汚れつちまつた悲しみは
たとへば狐の 革裘かはごろも
汚れつちまつた悲しみは
小雪のかかつてちぢこまる


汚れつちまつた悲しみは
なにのぞむなくねがふなく
汚れつちまつた悲しみは
倦怠けだいのうちに死を夢む

汚れつちまつた悲しみに
いたいたしくも怖気づき
汚れつちまつた悲しみに
なすところもなく日は暮れる……


中原中也 1934「山羊の歌」



出典:中原中也全詩集 P.84 1972 角川書店

改訂:2017.10.04 誤植訂正

2017-09-29

棲みわたるがね


題詞: 夏の雑歌ざふか

注)ほととぎすを褒め称える長歌「鳥を詠よむ」を受けて詠う反歌のひとつ

2017-09-27

土のちり( Uriah):ダビデとウリア


ブログオーナーのニックネームに英名を追記し、必要に応じてそれぞれを単独で、あるいはカッコ内に併記して、表示するようにします。

注)Uriah の併記はその後漸次廃止されています(2025.10.28)

2017-09-24

串田孫一 「夏の青い空」


若い頃、半世紀ほども前に読んだエッセイ。
串田孫一氏が、二十歳になったばかりの若い友人の死の床に駆け付けたときのことを綴った、今もなお、鮮烈な印象の残る一節があります。
初めにその一節を、そして末尾に終章の一節を引用させていただきます。

2017-09-22

H.ハイネ / F.シューベルト「漁師の娘」


シューベルト作曲 歌曲集「白鳥の歌」より、ハイネの詩による「漁師の娘」

2017-09-20

中原中也「わが喫湮」


中原中也「山羊の歌」より

2017-09-18

松は知るらむ


題詞:山上憶良やまのうえのおくら の 追和ついわ する歌一首

2017-09-16

"Growling Tenor Recorder"


このビデオクリップ、録音マイクが、近くを通り過ぎる車の音も拾ってしまっていることからも判るように、リアルな、現実の情景そのまま、それ以外の何物でもありません。

それにもかかわらず…… 久々に、シュールという言葉を思い出させ、それを、映像と音にしたような、なんとも不思議な作品。

?… ?… ??… ???

まずは、クリップをご覧あれ。


∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴

   Brava !!!!!!!!


   01'23''
Tenor Recorder (w/Growling): Luna Schneider
Location: Burg Sternberg, Germany

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まるで、いつか見た夢のような、失われた…時を …影を、追い求めているような、そんな気がして、意識がはるか彼方へ翔んで行ってしまいそうです。


"Growling-technique"

これをアップした、ルナ・シュナイダーさんの、一行だけのコメントが付いています:

  wooo, i just discovered the "growling-technique!"

吹いている楽器はテナー・リコーダー。
この楽器、別名を、ヴォイス・フルートとも呼ばれ、人の声に近い音域と響きをもっています。

ルナさん、楽器を鳴らすために息を吹き込むのと同時に、キーに合わせて声帯を震わせ、歌うような声を出しているようです。
その結果、音域が声に近い楽器は、まるで人が唸って (growling) いる声のように、共鳴して、楽器本来の音にかぶさるように鳴っているのだと思います。
それが更に、トンネルのようなチューブに反響して、不思議な効果を醸し出しています。

そして、特筆すべきは、カメラ。これは、見事!
ヴォイス・フルートが奏でる曲の不思議なノスタルジー、それにカメラ・ワークが、シュールの衣を纏わせています。
通り過ぎる車の音も、邪魔なようでいて、実は、情景にリアリティーを与えているようです。

私にとって、これは、極めてまれな、「芸術」というあまり好きではない、いやはっきり、嫌いな言葉を、想起させる映像です。

昔の、シュールレアリスト達のわざとらしい仕掛けの遊び… 一皮むけばギリシャ神話のもじりにすぎないような見世物、等々より、ず、ず、ずうっと、面白い、すばらしい。


改訂: 9/17 Luna Schneider → ルナ・シュナイダー


2017-09-13

朝居る雲の


題詞: 挽 歌(ばんか)

2017-09-10

G・ドニゼッティ「人知れぬ涙」


オペラ『愛の妙薬』の中で、ネモリーノによって歌われるアリア「人知れぬ涙」。
リリック・テノールの数あるアリアの中で、最高傑作ともいわれ、広く親しまれていると思います。

2017-09-09

また見けむかも

 

題詞:大宝 たいほう元年辛丑しんちう、紀伊国きのくにに幸みゆきたまひし時に、結松むすびまつ を見し歌一首 柿本朝臣人麻呂歌集かきのもとのあそみひとまろかしゅう の中うちに出いづ

2017-09-06

やめてほしい!「遷移する」


いつごろからか、ネット上あるいは印刷物の、パソコン関連の記事や取扱説明書の中で、「遷移」という言葉が、誤用、多用、されていて、なんとも気分が悪いのは私だけではないと思いますが、いかがでしょうか。

最近のパソコン取扱説明書から一例を。


これ、なんとも気持ちが悪いですね。

この例文なら、… に移ります または … に変わります、などが普通の表現だと思います。
それを敢えて …… なぜ? どんなつもりで?
平易な言葉を、熟語に置き換えて、いい文章にしたつもりなのでしょうか?
そうなんでしょうね、わざと悪くするはずはないので。

虎の威を借る狐かな。

これを、単純に間違いだと思うだけでなく、気持ちが悪い…と思うのは、たぶんそこのところ。
いいつもりになって、まちがったことをやってしまう… という、わが身を振り返っての反省をもふくめた、気持ち悪さ、居心地の悪さ。

そして、たとえ間違いであっても、それが印刷されていたり、ネット上で活字体になったりしていると、それを正しいと思い、あるいは、その意味も判らないまま、まねてしまう愚かさ。
そして、それがネット上で、安易にクリックされて、またたくまに、拡散、萬延する怖さ。

当ブログも、私が、知らぬが仏で平然としてはいても、誤字脱字誤謬があちこちで活字体になっているのかと思うと、ちょっと怖くなります。

そこで、たわむれに、誤字を一つ、わざと埋め込んでみました。
どれでしょう…… 見つけるのはかなり難しいかも…… ヒントは、古い字体 (^_-)-☆。

このような、判別が難しく見逃してしまいがちな誤字や、漢字変換ミスなどとは違って、PC の表示画面が「遷移する」と堂々と書かれると、まるで裸の王様を見ているかのような思いがして、あたりを見回す私、黙っていられないこのごろなのです。

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遷移の “遷” の意味、デジタル大辞泉(小学館)にはつぎのように書かれています。

 1 元の場所や地位から離れて別の所に移る。移す。「遷都/左遷・孟母三遷」
 2 物事が時間とともに移り変わる。「変遷」
 3 魂が体から抜け出る。死ぬ。「遷化」

3番目の遷化せんげというのは知りませんでしたが、他の二つは、日本史で習った “遷都”、いつの間にか覚えた “変遷”、として私が理解しているところと一致しています。

この文字の意味するところは、ある物や事が “相応な時間や距離を経て移り変っていく様” を指していると思います。

したがって、変化する新旧二つの状態の間に、特に時間的空間的経過がなければ、それは “遷” にあらず。
紙芝居のように、一枚めくって即次の絵に変わる… それは、文字通り “変”化。
それを、遷移などといったら、それ自体が漫画でしょう。


* 意図的に埋め込んだ誤字は:萬延 正しくは:蔓延


改訂:2017.09.07 タイトル変更 遷移します→ 遷移する 文末に加筆
   2017.09.09 文面構成変更 他
   2019.04.22 埋込誤字の解追記


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