題詞:山上臣憶良 の秋野の花を詠む歌 二首
秋の野に 咲きたる花を 指 折り
かき数ふれば 七 種 の花
山上臣憶良:萬葉集 1537
注)指 = 手の指の俗称(大系)
注)種 = 種類の意 (草に非ず)
注)種 = 種類の意 (草に非ず)
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萩の花 尾花 葛花 なでしこが花
をみなへし また 藤袴 朝貌 が花
山上臣憶良:萬葉集 1538
注)五七七・五七七 の旋頭歌(和歌の一形式)
注)花の名
萩の花 = はぎのはな
尾 花 = おばな ススキ
葛 花 = くずはな クズの花 紫赤色の美しい花が群がり咲く
なでしこ = 撫子 カワラナデシコ
をみなへし = 女郎花 枝先に黄色い花をつけ 美女に例えられることが多い(辞典)
藤 袴 = ふじばかま キク科の多年草 淡紫色の筒状花が群がり咲く(全集)
朝 貌 = あさがほ 未詳 むくげ 桔梗 朝顔 等の説あり 桔梗がほぼ定説(全集)
出典:新日本古典文学大系 萬葉集4 2000 岩波書店
参照:新編日本古典文学全集 萬葉集4 1999 小学館
:岩波 古語辞典 補訂版 1990 岩波書店
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