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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

改訂情報:


- The Alexander Brothers : Nobody's Child リードに加筆, 一部記述変更

- ホセ・カレーラス「光さす窓辺」 対訳付き原語歌詞掲載

2017-03-30

R. ブラウニング「春の朝」


詩集『ピパの歌』より



はるの 朝

ときはる
あした
あした七時しちじ
片岡かたおかつゆ みちて、
揚雲雀 あげひばり なのりいで、
蝸牛 かたつむりえだ ひ、
かみ、そらにろしめす。
すべてことし。

        ブラウニングーーー『ピパの歌』



Robert Browning 1841 "Pippa passes"
上田 敏 訳 1905「海潮音」本郷書院



出典:日本近代文学大系 52 明治大正譯詩集 角川書店


注)そらに知ろしめす = 空にあって統治されている


改訂:2018.08.19 レイアウト更新



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