題詞: 天平 元年己巳、 摂津国 の 班田 の 史生 丈部竜麻呂 自ら経きて死にし時に、判官 大伴宿禰三中 が作る歌一首 并せて短歌
反 歌
昨日こそ 君はありしか 思はぬに
浜松の上に 雲にたなびく
昨日こそ 君はありしか 思はぬに
浜松の上に 雲にたなびく
大伴三中:萬葉集 444
注)題詞: 天平=奈良時代の729年から749年まで 聖武天皇の代の元号
注)…こそ =〔係助•上に付く語を強く指示し文意を強調する〕已然形 逆接条件を表す(全集)
注)…しか = 過去の助動詞「き」の已然形 …ではないか(辞典)
注)思はぬに = 思いがけなくも(全集)
注)雲に… = 雲のように… 火葬の煙を雲に見立てていう(全集)
出典:新編日本古典文学全集 萬葉集2 1999 小学館(全集)
参照:小学館 全文全訳 古語辞典 2004 小学館(辞典)
新日本古典文学大系 萬葉集1 2000 岩波書店(大系)
新日本古典文学大系 萬葉集1 2000 岩波書店(大系)
改訂:2026.04.18 レイアウト更新 題詞等追記 注釈改訂
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