題詞: 大伴宿禰家持 の、坂上 の 家 の 大 嬢 に贈りし歌二首 離絶 すること 数年 にしてまた会ひて 相聞往来 しき
(その一)
(その一)
忘れ草 我が下紐に 付けたれど
醜の醜草 言にしありけり
大伴家持:万葉集 727
注)忘れ草 = ユリ科多年草 ヤブカンゾウ 身に着けると思いを忘れられる信じられた
注)醜 = 不快な対象を罵る言葉 阿呆など
注)言にし = 言葉だけ 名前だけ
出典:新日本古典文学大系 萬葉集1 2000 岩波書店
参照:新編日本古典文学全集 萬葉集1 1999 小学館
岩波 古語辞典 補訂版 1990 岩波書店
岩波 古語辞典 補訂版 1990 岩波書店
改訂:2018.10.18 レイアウト更新
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