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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2017-03-02

忘れ草


詞書: 大伴宿禰家持おほとものすくねやかもち の、坂上さかのうえいえ 大 嬢 だいぢやうに贈りし歌二首 離絶 りぜつ すること 数年すうねん にしてまたひて  相聞往来 さうもんわうらいしき
(その一)




わすれ草 下紐したひもに 付けたれど
しこ醜草しこくさ ことにしありけり


大伴家持おほとものやかもち:万葉集 727



注)忘れ草 = ユリ科多年草 ヤブカンゾウ 身に着けると思いを忘れられる信じられた
注)醜 = 不快な対象を罵る言葉 阿呆など
注)言にし = 言葉だけ 名前だけ

出典:新日本古典文学大系 萬葉集1 2000 岩波書店
参照:新編日本古典文学全集 萬葉集1 1999 小学館
岩波 古語辞典 補訂版 1990 岩波書店

改訂:2018.10.18 レイアウト更新



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