ひとり居て 物 思 ふ夕に ほととぎす
こゆ鳴き渡る 心しあるらし
小治田広耳:萬葉集 1476
注)…こゆ = ここを通って
注)こころ = 情け 思いやり
注)…し = 前の語を強める〔強意〕
注)…らし = 客観的事実(鳴き渡る)の原因の推量(…のだな)
出典:新日本古典文学大系 萬葉集2 2000 岩波書店
参照:新編日本古典文学全集 萬葉集2 1999 小学館
岩波 古語辞典 1974 岩波書店
改訂:2017.07.21 末梢表現訂正
:2017.07.21 末梢誤記訂正
:2018.08.19 レイアウト更新 他末梢表現変更
:2017.07.21 末梢誤記訂正
:2018.08.19 レイアウト更新 他末梢表現変更
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