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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

改訂情報:


- 二人乗り自転車の歌 重要: たくさん分かち合う→運命を共有する (韻に託けて文法無視で意訳した前訳を改訂)

- ホセ・カレーラス「光さす窓辺」 対訳付き原語歌詞追記

2016-11-17

忘らえぬかも


人はよし 思ひむとも 玉鬘たまかづら
影に見えつつ 忘らえぬかも

倭大后やまとのおほきさき:万葉集

注)玉鬘 = 玉を糸に通した髪飾り 枕詞 :「懸く」「影」にかかる
注)…かも = …ことよ!(推量ではなく詠嘆)
注)天智天皇崩御の際に詠んだ歌

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