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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の、こだまし、雲に入り、野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2016-11-21

秩父 SLと武甲山


晩秋、紅葉真っ盛りの秩父の山を所用があって訪れました。
そこで、千載一遇の機会に遭遇!



乗り換えのため秩父線の御花畑駅で降り、近くの踏切を渡ろとすると、老若男女十数人がそれぞれカメラを手にウロウロ。
何かと思い、皆が注目している方を見ると、遠くに SL らしき姿。

これはラッキー、私もスマートフォンを取り出して仲間に入れてもらう。

SLパレオエクスプレス 秩父鉄道 御花畑駅 12:19発   2016.11.20


御花畑駅を発車したばかりなので、アクセルいっぱい、黒い煙をもくもくと吹き上げて、勇壮・・・
左側通行で手前の線路を走ってくるはずなので、ちょっとアングルがきつい、… と、悔しい思いをして待っていたら、なぜか、向こう側の線路を走ってきました。そのおかげで牽引している 4 両編成の客車の最後尾まで、遮るものなく捉えることができました。
しかし、そのせいか、まるで下手な絵葉書のような、SLの本来の迫力のない写真になってしまいました。

因みに、パレオとは、秩父地方におよそ2000万年前に生息していた海獣、パレオパラドキシア、にちなんだ名前だとのこと。

以前馴れ親しんだ、秩父の山々や坂戸周辺は大好きなので、できることならもっと近くに引っ越したいのですが・・・

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乗り換えた電車が、西武秩父駅を出るとすぐ見えるのが、武甲山。
その北斜面が、採掘で山容が変わってしまうほどに削られてしまった、痛々しくも雄大な姿を見ることができます。

武甲山 1,304m 北斜面   2016.11.20

逆光でディテールが見えにくいのですが、中腹の、横一直線の段差が判るでしょうか…
採掘の最前線と思います。


改訂:2019.11.09 レイアウト更新, リーダー追記
2020.07.04 レイアウト微調整 末梢表現変更


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