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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

改訂情報:


- The Alexander Brothers : Nobody's Child リードに加筆, 一部記述変更

- ホセ・カレーラス「光さす窓辺」 対訳付き原語歌詞掲載

2016-11-02

織るもみち葉に

 

題詞:大津皇子おほつのみこの御歌一首

 
 
 
 
たてもなく ぬきも定めず 娘子をとめらが

織るもみち葉に 霜な降りそね


大津皇子おほつのみこ:万葉集 1512



出典:新日本古典文学大系 萬葉集4 2000 岩波書店
参照:新編日本古典文学全集 萬葉集4 1999 小学館
  :岩波 古語辞典 補訂版 1990 岩波書店

注)娘子 = 仙女
注)な降りそね = 降るな 降らないでくれ

改訂:2018.10.14 注釈誤字訂正 少女→娘子 記事タイトルを歌の記述に合わせ変更 レイアウト更新



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