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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の、こだまし、雲に入り、野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2016-11-06

秩父の山へ


今日は、久し振りの遠出をして、電車を乗り継ぎ、秩父の山へ行ってきました。




山といっても登山したわけではなく、降りた駅から車で数分、山に分け入ったところでした。
途中、驚いたのは、秩父鉄道の駅。ICカードが使えず、ほんとに何年振りかで切符を買って、駅員さんの ”改札” を通って、乗り降りしました。
休みの日には SLを走らせてもいる路線なので、改札もレトロ… いや、切符が、SLに乗った時のいい記念品になるのかもしれない。

そんなこともあって、浦島太郎としては是非引越していきたいところです。
とはいえ、車がなくては生活できない地域なので、運転免許証を返上してしまった私には無理な相談… 残念。

そうではあるが、山が間近に見える生活は実にいい。
セメントの採掘でその何割かが削り取られてしまった、痛々しくもなお、雄大な武甲山の眺めは、心を打つ。

昔お世話になった K. I. 先生、若いころ、画家になろうか医者になろうか迷った、といっておられたお医者さん。
休みの日には、秩父方面によく絵を描きに行き、武甲山が好きだとのことで、力強い山の絵を、何枚か見せて頂いたこともあった。

妻の喘息療養のためには郊外の生活がいいとの先生の勧めで、私たちが秩父に近い坂戸に越したのちも、折に触れ、便りを頂戴した。

旅先から頂いた絵ハガキ
83.03.28 のスタンプ



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