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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

改訂情報:


- The Alexander Brothers : Nobody's Child リードに加筆, 一部記述変更

- ホセ・カレーラス「光さす窓辺」 対訳付き原語歌詞掲載

2016-09-13

野辺の秋萩な散りそね

題詞: る本の歌にいは



高円の 野辺の秋萩 な散りそね
  君が形見かたみに 見つつしのはむ



詠み人未詳:萬葉集 233



注)高円=たかまど, 高円山
注)な散りそね=散らないでほしい


出典:新日本古典文学大系 萬葉集1 2000 岩波書店
参照:新編日本古典文学全集 萬葉集1 1999 小学館
  :岩波 古語辞典 補訂版 1990 岩波書店


改訂:2019.10.11 レイアウト更新, 改題, ほか



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