題詞:帥大伴卿 の歌五首
(その三)
(その三)
忘れ草 わが紐に付く 香具山の
古りにし里を 忘れむがため
大伴旅人:万葉集 334
注)題詞:帥大伴卿=帥は太宰府の長官 従三位相当 大伴卿は大伴旅人(大系)
注)わすれ草=かんぞう(キスゲなど)の別名。身につけると憂いを忘れることができる
注)古りにし=時を経た(≒懐かしい)
注)忘れむ=忘れたほうがよい(≒忘れたい)
出典:新日本古典文学大系 萬葉集1 2000 岩波書店(大系)
参照:新編日本古典文学全集 萬葉集1 1999 小学館(全集)
岩波 古語辞典 補訂版 1990 岩波書店(古語)
岩波 古語辞典 補訂版 1990 岩波書店(古語)
改訂:2018.10.18 レイアウト更新 題詞追記 ルビ追加
0 件のコメント:
コメントを投稿
********** 投稿要領 **********
1. [公開] ボタンは記入内容を管理者宛に送信し即公開はしません
(サイト劣悪仕様により当該文字列変更不能)
2. 非公開希望の場合もその旨記述しこのボタンで送信して下さい
3. 送信された記述内容は管理者の承認を経て原則公開されます
4. 反公序良俗, 政治的偏向過剰, 宣伝, 広告, スパム等は不可
**********************************