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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

改訂情報:


- The Alexander Brothers : Nobody's Child リードに加筆, 一部記述変更

- ホセ・カレーラス「光さす窓辺」 対訳付き原語歌詞掲載

2017-02-05

野をば な焼きそ

 

題詞: ざふ

 
 
 
おもしろき 野をば な焼きそ 古草ふるくさ
新草にひくさまじり ひばふるがに


作者不詳:万葉集 3452




注)…ば = 〔は•係助•"を"につき濁音化•強調〕 (全文全訳)
注)な焼きそ = 焼くな (俗解)
注)生ひば生ふる = 生えれば生える(俗解)
注)…がに = 〔=がね•終助) 上に接続する動詞の実現を期待する気持ちを表す (全文全訳) …だろうから


出典:新日本古典文学大系 萬葉集3 2000 岩波書店 (大系)
参照:新編日本古典文学全集 萬葉集3 1999 小学館 (全集)
小学館 全文全訳 古語辞典 2004 小学館 (全文全訳)


改訂:2019.12.29 レイアウト更新 新日本古典文学大系 (岩波) 記載の安直な注釈の引用を廃し 注) を改変



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