さらにふたたび
さらにふたたび、よしや私達が愛の風景ばかりでなく、
いくつも傷ましい名前をもつた小さな墓地をも、
他の人達の死んでいつた恐ろしい沈默の深淵をも
知つてゐようと、さらにふたたび、私達は二人して
古い樹の下に出ていつて、さらにふたたび、身を横たへよう
花々のあひだに、空にむかつて。
いくつも傷ましい名前をもつた小さな墓地をも、
他の人達の死んでいつた恐ろしい沈默の深淵をも
知つてゐようと、さらにふたたび、私達は二人して
古い樹の下に出ていつて、さらにふたたび、身を横たへよう
花々のあひだに、空にむかつて。
Rainer Maria Rilke:堀辰雄訳
原典:胡桃 夏季号(創刊号)1946 赤坂書店
出典:リルケ作品集 2010 Kindle/青空文庫
原典:胡桃 夏季号(創刊号)1946 赤坂書店
出典:リルケ作品集 2010 Kindle/青空文庫
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