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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

改訂情報:


- 二人乗り自転車の歌 重要: たくさん分かち合う→運命を共有する (韻に託けて文法無視で意訳した前訳を改訂)

- ホセ・カレーラス「光さす窓辺」 対訳付き原語歌詞追記

2018-08-05

鳴き渡るらむ


題詞:夏の雑歌 鳥を詠みき




くれの 夕闇なるに ほととぎす
  いづくをいへと 鳴き渡るらむ


作者不詳歌:萬葉集 1948



注)木の暗れの=木の下陰の(大系)
注)…なるに=なる《成る:四段:連体》…になる + に《助・確定条件・順/逆接》のに(辞典)
注)…らむ=《助動・現在の原因の推量》…だろうか(辞典)


出典:新日本古典文学大系 萬葉集1 2000 岩波書店
参照:新編日本古典文学全集 萬葉集1 1999 小学館
   全文全訳 古語辞典 2004 小学館




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