Click Icon or Scroll

Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

改訂情報:


- The Alexander Brothers : Nobody's Child リードに加筆, 一部記述変更

- ホセ・カレーラス「光さす窓辺」 対訳付き原語歌詞掲載

2017-04-06

かくし咲けらば


あしひきの 山桜花やまさくらばな 日並  けならべて
かくし咲けらば はだひめやも

山部赤人やまべのあかひと:万葉集

出典:日本古典文学全集 萬葉集2 1999 小学館

注)あしひきの = 枕詞 山にかかる
注)日並べて = 何日も続けて
注)かく = このように
注)‥‥し = 強調 → かくし = こんなにも
注)はだ‥‥ = はなはだ → ここでは反語 少しも‥‥ の意
注)‥‥やも = 疑問・反語 ‥‥ を疑い否定する


0 件のコメント:

コメントを投稿

      ********** 投稿要領 **********
1. [公開] ボタンは記入内容を管理者宛に送信し即公開はしません
 (サイト劣悪仕様により当該文字列変更不能)
2. 非公開希望の場合もその旨記述しこのボタンで送信して下さい
3. 送信された記述内容は管理者の承認を経て原則公開されます
4. 反公序良俗, 政治的偏向過剰, 宣伝, 広告, スパム等は不可
      **********************************