アポリネール 詩集 "アルコール" より「ミラボー橋」
作曲:レオ・フェレ
歌唱:イヴェット・ジロー
歌唱:イヴェット・ジロー
"Le Pont Mirabeau"
"ミラボー橋"
"ミラボー橋"
Guillaume Apollinaire
ギョーム・アポリネール
ギョーム・アポリネール
Sous le pont Mirabeau coule la Seine
ミラボー橋の下 セーヌは流れ
Et nos amours
二人の恋も 流れる
Faut-il qu’il m’en souvienne
思い出さなくては
La joie venait toujours après la peine
喜びはいつも 苦しみの後にきたことを
Les mains dans les mains restons face à face
手に手を取って 向かい合っていると
Tandis que sous
二人の腕の橋の下を
Le pont de nos bras passe
永遠の眼差しの
Des éternels regards l’onde si lasse
物憂げな波が 流れていく
L’amour s’en va comme cette eau courante
恋は去っていく 流れる水のように
L’amour s’en va
恋は去っていく
Comme la vie est lente
人生はなんと ゆっくりで
Et comme l’Espérance est violente
希望はなんと 激しいのだ
Passent les jours et passent les semaines
日々は去り 幾週間も過ぎゆく
Ni temps passé
過ぎた時も
Ni les amours reviennent
恋も もう戻らない
Sous le pont Mirabeau coule la Seine
ミラボー橋の下 セーヌは流れる
ミラボー橋の下 セーヌは流れ
Et nos amours
二人の恋も 流れる
Faut-il qu’il m’en souvienne
思い出さなくては
La joie venait toujours après la peine
喜びはいつも 苦しみの後にきたことを
Vienne la nuit sonne l’heure
夜よ来い 鐘は鳴れ
Les jours s’en vont je demeure
日々は去り わたしは残る
夜よ来い 鐘は鳴れ
Les jours s’en vont je demeure
日々は去り わたしは残る
Les mains dans les mains restons face à face
手に手を取って 向かい合っていると
Tandis que sous
二人の腕の橋の下を
Le pont de nos bras passe
永遠の眼差しの
Des éternels regards l’onde si lasse
物憂げな波が 流れていく
Vienne la nuit sonne l’heure
夜よ来い 鐘は鳴れ
Les jours s’en vont je demeure
日々は去り わたしは残る
夜よ来い 鐘は鳴れ
Les jours s’en vont je demeure
日々は去り わたしは残る
L’amour s’en va comme cette eau courante
恋は去っていく 流れる水のように
L’amour s’en va
恋は去っていく
Comme la vie est lente
人生はなんと ゆっくりで
Et comme l’Espérance est violente
希望はなんと 激しいのだ
Vienne la nuit sonne l’heure
夜よ来い 鐘は鳴れ
Les jours s’en vont je demeure
日々は去り わたしは残る
夜よ来い 鐘は鳴れ
Les jours s’en vont je demeure
日々は去り わたしは残る
Passent les jours et passent les semaines
日々は去り 幾週間も過ぎゆく
Ni temps passé
過ぎた時も
Ni les amours reviennent
恋も もう戻らない
Sous le pont Mirabeau coule la Seine
ミラボー橋の下 セーヌは流れる
Vienne la nuit sonne l’heure
夜よ来い 鐘は鳴れ
Les jours s’en vont je demeure
日々は去り わたしは残る
夜よ来い 鐘は鳴れ
Les jours s’en vont je demeure
日々は去り わたしは残る
Guillaume Apollinaire 1913 "Le Pont Mirabeau" dans "Alcools"
ギョーム・アポリネール 1913 "ミラボー橋" 詩集 "アルコール" より : 土のちり訳
ギョーム・アポリネール 1913 "ミラボー橋" 詩集 "アルコール" より : 土のちり訳
∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴
画家 マリー・ローランサンとの恋に破れたアポリネールは、彼女への思いを、この 「ミラボー橋」ともう一編「マリー」の2編に詠い、詩集『アルコール』に収めた。
その後、マリー・ローランサンは、第一次大戦中、滞在先のスペインからフランスに戻れなくなり、マドリードで亡命生活を送ることになるが、その地で、当時マドリード在住であったこの詩の日本語への翻訳者堀口大學と親しくなったと言われている。
一人の女性をめぐる、詩人とその詩の翻訳者…… この詩を読み歌を聴く時の複雑な思い…… それを解く鍵は、やはり、時の流れか。
さらに、月日は流れ、1918年アポリネール没、1956年ローランサン没、1981年堀口没.。
この詩にシャンソニエのレオ・フェレが曲をつけたシャンソン「ミラボー橋」を、ここでは、懐かしい、イヴェット・ジローさんの歌で……
動画の冒頭に現れる写真、最初の帽子をかぶった男がアポリネール、その次の白髪の男は晩年のレオ・フェレ、その次の女性がイヴェット・ジロー。
その後、マリー・ローランサンは、第一次大戦中、滞在先のスペインからフランスに戻れなくなり、マドリードで亡命生活を送ることになるが、その地で、当時マドリード在住であったこの詩の日本語への翻訳者堀口大學と親しくなったと言われている。
一人の女性をめぐる、詩人とその詩の翻訳者…… この詩を読み歌を聴く時の複雑な思い…… それを解く鍵は、やはり、時の流れか。
さらに、月日は流れ、1918年アポリネール没、1956年ローランサン没、1981年堀口没.。
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この詩にシャンソニエのレオ・フェレが曲をつけたシャンソン「ミラボー橋」を、ここでは、懐かしい、イヴェット・ジローさんの歌で……
動画の冒頭に現れる写真、最初の帽子をかぶった男がアポリネール、その次の白髪の男は晩年のレオ・フェレ、その次の女性がイヴェット・ジロー。
"Le Pont Mirabeau"
作曲:Léo Ferré
歌:Yvette Giraud
改訂:2017.04.04 著作権保護抵触を避けるため止むを得ず堀口大學氏の訳詞を私訳に差し替え
2017.10.31 末梢表現変更 他
2019.01.02 レイアウト更新 他末梢表現変更誤植修正
2020.03.26 リーダーに加筆, 末梢表現変更
2020.07.02 コメント欄非表示のシステム・エラーを修正, 他
2022.01.25 末梢表現変更 リンク更新
2022.02.17 歌詞 ルフランをインデント
2024.03.21 末梢表現書式変更
2017.10.31 末梢表現変更 他
2019.01.02 レイアウト更新 他末梢表現変更誤植修正
2020.03.26 リーダーに加筆, 末梢表現変更
2020.07.02 コメント欄非表示のシステム・エラーを修正, 他
2022.01.25 末梢表現変更 リンク更新
2022.02.17 歌詞 ルフランをインデント
2024.03.21 末梢表現書式変更
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