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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2017-04-30

A.ルービンシュタイン Chopin Waltz 64-2


ショパンのワルツは、十代の中頃、フィリップ・アントルモンの演奏をレコードが擦り切れるのが心配になる程聴いた。




それが良かったか悪かったか・・・それから年月を経て、改めて聞きたいと思った時、アントルモンの演奏が頭にこびりついていて、その当時、CDの試聴で聴けるピアニストの演奏にはなかなか馴染めなかった。
しかし、それらの中で、わずかな違いを除いて、素直に聴けたのがアルチュール・ルービンシュタインの演奏。
わずかな違いといっても、当然 "良い悪い" ではないし、よく似た演奏なので聴き込むほどにその素晴らしさが判ってくる。

より若い世代のピアニストの演奏もいくつか聴いて、その素晴らしいテクニックに驚く面も確かにあった。
しかし、ショパンのワルツって、そうじゃないんじゃないか・・・と、自分が勝手にそうと思い込んでいるイメージから離れられず、やはりルービンシュタインの演奏が、落ち着いて聴ける。
 
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"ワルツ 第7番 嬰ハ短調 作品 64-2"
作曲: Frédéric François Chopin
Pf. Arthur Rubinstein



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