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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

改訂情報:


- 二人乗り自転車の歌 重要: たくさん分かち合う→運命を共有する (韻に託けて文法無視で意訳した前訳を改訂)

- ホセ・カレーラス「光さす窓辺」 対訳付き原語歌詞追記

2016-08-22

草まくら


題詞:故郷こきやういへかへりてすなはち作りし歌三首 その一





人もなき むなしき家は くさまくら
  旅にまさりて 苦しかりけり



大伴旅人おほとものたびと:萬葉集 451


注)草まくら = 仮寝 野宿 の旅を指す 枕詞としても(俗解)


出典:新日本古典文学大系 萬葉集1 2000 岩波書店
参照:新編日本古典文学全集 萬葉集1 1999 小学館
   岩波 古語辞典 補訂版 1990 岩波書店


改訂:2021.01.27 題詞加筆, レイアウト更新, 他



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