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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の、こだまし、雲に入り、野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2016-08-12

パティ・ペイジ「いつくしみ深き」讃美歌 312 番


50 年代に「テネシー・ワルツ」をヒットさせたパティ・ペイジ (Patti Page) が「いつくしみ深き」を歌った録音を……




讃美歌は、かつての日本女声合唱団の CD がお気に入り。パイプオルガンの重低音と、なんといってもソプラノに大変声の美しい方がいて、聴きほれてしまいます。
讃美歌は、やはりコーラスで聴くのがいい。

一方、私と同年代のポピュラー歌手、美しい声で有名な二人の女性歌手がそれぞれ、讃美歌をソロで唄っているCDがあります。
YouTube でちょっと聞いてみると・・・残念ながら、歌詞とメロディーがただ流れていってしまって何も心に沁みてこない、あるいは、立派なオーケストラと女性コーラスとの共演で、まるでハリウッド映画のサウンドトラックのよう・・・私には、これらが讃美歌であるとはとうてい思えない。

1950 年代に一世を風靡したヒット曲「テネシー・ワルツ」を歌ったパティ・ペイジが「いつくしみ深き」をピアノとコーラスをバックに歌っている録音が残っています。
ヒット曲と同じ独特の節回しで、およそ讃美歌風ではないが・・・これが実にいい。
歌詞を本当に、一言ひとこと、ゆっくり、語尾の子音が聞きとれるほどに、丁寧に、意味を噛み締めるように、歌っている。

讃美歌はやはり言葉だとわかる。
どんなに美しいメロディーや、快いリズム、ハーモニーが伴っていても、讃美歌はあくまでも文学の領域に属するものだと思う。


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   Brava !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
2'49"
"What A Friend We Have In Jesus(いつくしみ深き)"
Solo: Patti Page
Chorus&Piano: Unknown

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オリジナルの歌詞は全4節。通常は3節まで歌われることが多い。
ここでは 初めの1、2節と3節の後半が歌われています。


  What A Friend We Have In Jesus
   いつくしみ深き (讃美歌 312番)

What a friend we have in Jesus,
All our sins and griefs to bear!
What a privilege to carry
Everything to God in prayer!
Oh, what peace we often forfeit,
Oh, what needless pain we bear,
All because we do not carry
Everything to God in prayer!

Have we trials and temptations?
Is there trouble anywhere?
We should never be discouraged?
Take it to the Lord in prayer.
Can we find a friend so faithful,
Who will all our sorrows share?
Jesus knows our every weakness;
Take it to the Lord in prayer.

Do thy friends despise, forsake thee?
Take it to the Lord in prayer!
In His arms He'll take and shield thee,
Thou wilt find a solace there.


改訂:2018.04.18 レイアウト変更
2020.07.06 レイアウト調整 他


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