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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

改訂情報:


- 二人乗り自転車の歌 重要: たくさん分かち合う→運命を共有する (韻に託けて文法無視で意訳した前訳を改訂)

- ホセ・カレーラス「光さす窓辺」 対訳付き原語歌詞追記

2016-08-05

宮崎民謡 「刈干切唄」


山間の激しい農作業の合間に歌われた労働歌。
峰に、谷に、どこまでもどこまでも、果てしなく響き渡る歌声と土の香りを期待するのだが、今まで、そういう歌唱には残念ながら巡り合えなかった。
しかし…… ブラヴォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



刈干切唄


 
    ここの山の刈干しゃすんだヨー
     明日はたんぼで稲刈ろかよ

    高い山々どの山見てもヨー
     霧のかゝらぬ山はないよ

 

演奏:宮崎県北民謡連合会


刈干し切りとは、牛や馬の冬の間の飼料とするため、山で、背丈ほどもある茅などを、大鎌で切り、束にして積んで、乾燥し保存する作業で、山の高いところ、急斜面などで作業することも多く、重労働であったといわれる。


(全歌詞)

ここの山の刈干しゃすんだヨー
明日はたんぼで稲刈ろかよ

屋根は萱葺萱壁かやぶきかやかべなれどヨー
むかしながらの千木ちぎをおくよ

も早や日暮れじゃ迫迫さこさこかげるヨー
駒よいぬるぞまぐさ負えよ

秋もすんだよ田のくろ野道をヨー
あれも嫁じゃろ灯が五つよ

高い山々どの山見てもヨー
霧のかからぬ山はないよ

誰に見らりょとおもうて咲いたヨー
谷間谷間の岩つつじよ


     高千穂町広報誌 平成24年10月号より引用



注)千木:屋根の破風で斜め十字にクロスする飾りの柱
注)迫迫:山間の小さな谷
注)いぬるぞ:行くぞ(去るぞ)
注)田のくろ:あぜ道


改訂:2018.10.8 レイアウト更新 末梢表現変更 動画末尾再生カット
   2019.02.07 アイコンに動画へのリンク埋め込み



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