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cogito ......


 東明 しののめ の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく、、、、、小旗の如くかんかな

    あるはまた別れの言葉の、こだまし、雲に入り、野末にひびき
    海のの風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2026-07-06

H. ハイネ「セラフィーヌ 第一歌」


詩集「新詩集」より




セラフィーヌ 第一歌


夢みがちなる夕暮の
森のうすやみさまよへば
われと肩めつねに行く
君が優しき姿あり。

ひらめくは君がおもわのうすぎぬか?
はたなつかしきそのおもか?
はた、樅の樹の枝間
月のひかりのしろがねか?

流るる音のひそかなる
おのが涙のきらめきか?
さてはまた、われと肩め行くきみが
まこと泣きつつ行けるにや?



Heinrich Heine 1844 Seraphine XV aus Neue Gedichte
ハインリッヒ・ハイネ 1844「セラフィーヌ 第一歌」新詩集 より:片山敏彦 訳


出典:新譯 ハイネ詩集 片山敏彦 訳 1938 新潮社


注)面わのうすぎぬ=顔にふわりとかかる「薄絹」≒ベール(俗解)
注)はた=あるいは もしかして(俗解)
注)月の光のしろがね=月の光に照らされて輝いて見えるものをしろがね(銀)に例えた表現(俗解)




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