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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2019-09-08

alibi-24: 小さいバッタ君の訪問


玄関を出てドアを閉めると、扉の真ん中に小さい緑色のバッタがはりついていて逃げない。体長は二センチもなさそうなのに、触覚が、ながーーーい。
じじいが一人で寂しそうなので訪ねて来てくれたのか…… Welcome!



秋になると、虫たちは皆、優しくおとなしくなる。トンボも自ら指に乗る。
しかし長い触覚だ、体長の倍もある。キリギリスの仲間かもしれない。今の時期、昆虫の幼虫はいないだろうし……
調べてみると、キリギリス亜目、コオロギ科、アオマツムシと判りました。

一時間ほどのちに帰ると、姿を消していました。


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"alibi-24: 小さいバッタ君の訪問"

- アオマツムシ -


改訂:2019.09.11 alibi番号訂正 23→24


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