鶫つぐみ 真衣 さん"カントリー・ロード"

帰ろうか、帰るまいか、あの道…… カントリー・ロード。思い悩み悶々とした末、帰って来たこの道。それを、なぜかそのままの日本語歌詞で、鶫 真衣 さんが歌ってくれます。

歌われている日本語の歌詞は原曲のそれとはちょっと違っていますが、原曲があまりにも故郷ウェスト・バージニア固有の讃歌になっているので、より普遍性を持たせた内容としているのでしょうか。
その歌詞が、あぁ…… 帰って来てはみたものの、体調は崩れ、引越し作業も未だ完了できていない今、歌われている通り… 独りぽっち。

あまり言いたくないのですが、なんとも思わしくない昨日今日。そこで、この歌唱に巡り合いました。原曲とはちょっと違う内容の歌詞が、そのものずばり、私の心に光を投げかけてくれます。
ところがこの歌、歌詞が「…… 帰りたい… 帰れない… サヨナラ… カントリーロード！」と終わるので、エエッ、帰らない？ という感じで力が抜けてしまいます…… しかし、最後の最後、真衣さんのオクターブ跳ね上がった「あぁーーーーー！」の叫びとマイク片手に体も飛び上がったコーダが、虚脱感をリセットして泣かせてくれます。

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申し訳ないことに転居の挨拶状も出せぬまま、年の瀬となってしまい、心ぐるしいやら情けないやら、もうどうしようもない絶不調。
今は昔、三十台も後半となったころ、坂戸市の若葉駅前の集合住宅に越してきました。さっそく、そこまでお祝いを携えてはるばる尋ねて来て下さったひと、近隣で懇意にして下さった方々、それぞれに当地への再転居の挨拶状を送るのを、そして再会できることを、楽しみにして越してきたのですが…… 足腰背指の不調に泣き、キリスト教福音同盟の堕落した実態に怒り、身心ともに疲弊して、前向きになれぬまま半年が過ぎてしまいました。

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この歌は、期せずして巡り合った、迷える心境に明るさで励ましを与えてくれる賜物。
この明るい歌に力を得て、来る年に向けて気持ちを少しでも前に向けなくてはと思います。
"吹奏楽団" メンバーの、キーボード、アコースティック・ギター、ベース・エレキ・ギター、ドラムス、そしてコーラスによる底抜けに明るい演奏に、感謝。

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　Brava !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

　4'13"

"カントリー・ロード"
歌: 鶫真衣
演奏：陸上自衛隊　中部方面音楽隊　
日時：2016.08.09
場所: 陸上自衛隊　伊丹駐屯地
イベント名：伊丹・川西駐屯地　合同納涼祭

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改訂：2019.12.29 転居挨拶状未完他末梢表現変更
　　　2019.12.30 末梢表現変更加筆
　　　2020.01.07 訂正 Prec.-3→Prec-3
　　　2020.07.06 末梢表現加筆