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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

改訂情報:


- The Alexander Brothers : Nobody's Child リードに加筆, 一部記述変更

- ホセ・カレーラス「光さす窓辺」 対訳付き原語歌詞掲載

2017-12-02

刑事フォイル (Foyle's War):再放送予定


現在、再々放送が次のように予定されています。




Channnel:NHKBSプレミアム

 12月09日(土)午後5時00分~5時52分(31)「戦争の犠牲者」(前編)
 12月16日(土)午後5時00分~5時46分(32)「戦争の犠牲者」(後編)
 12月23日(土)午後5時00分~5時55分(33)「疑惑の地図」(前編)

後続予定は不明ですが、上記予定が "(前編)" の予定で終わっているので必ず続きがあるものと思われます。
判り次第この記事を更新します。

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(以下、2017年3月5日の記事)

常日頃、テレビのスイッチを入れることはほとんどなく、ますます浮世離れが進んだ生活になってしまっています。
そんな中、唯一の例外。
その放映をテレビの毎週日曜日の視聴予約に設定して楽しみにしている番組があります。

まずは、その番組の大変すばらしいテーマ曲から。

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2'12"
"Foyle's war - main theme"
Composed by: Jim Parker

イングリッシュ・ホルンとバスーン(少し大型のファゴット)はイギリスの国民的楽器なのでしょうか、フルートとクラリネットも交えて、戦争の悲哀へのやりきれぬ思いが切なく胸に響きます。
特に、後編で事件が解明された後、タイトルバックに流れるこのメロディーは、時に、その戦争の爪痕に、あまりにも悲しく響きますが、木管楽器の響きには、なお暖かさ、ぬくもりがこもっていて、いつまでも聞いていたくなってしまいます。

フォイルが次々と起こる事件を追う。そして、解明されるのは、否応なく戦争に翻弄されてしまった人々それぞれの姿。
原題の "Foyle's War" が示す通り、そこで炙り出されるのは、戦争の悲しさ。

注)イングリッシュ・ホルン = English Horn (仏: cor anglais) オーボエとよく似たダブル・リードの楽器で、オーボエより完全5度低い音が出る。
ドボルザークの交響曲第9番「新世界より」の第二楽章のテーマ("家路" という歌として知られる)の演奏に使われて、広く親しまれています。

改訂:2017.12.02 イングリッシュ・ホルン説明 他末梢表現訂正
:2018.07.31 レイアウト更新 他末梢表現訂正
:2018.12.03 作曲者名 Jim Parker 追記



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