なかなかに 人とあらずは 酒壺に
なりにてしかも 酒に染みなむ
大伴旅人:萬葉集 343
注)酒を讃めし歌十三首より、その六: 既出 → [その一] [その十三]
注)人とあらず = 人でなくなる → 死んでしまったら(辞典/U.D.)
注)…は=提題の助詞 その承ける語を話題として提示し 解答・解決・説明を求める(辞典)
注)なりに = ニ は完了の助動詞 ヌ の連用形(全集) なって
注)…てしか = テシカ(モ) は願望の終助詞 …たいものだ(全集)
出典:新日本古典文学大系 萬葉集1 2000 岩波書店
参照:新編日本古典文学全集 萬葉集1 1994 小学館
:岩波 古語辞典 補訂版 1990 岩波書店
改訂:20171204 注釈追記
:20171204 注釈誤記訂正 改正
注)「死なば窯場の側に埋めよ、化して陶土となり酒瓶に作られたい」と遺言した者がいるという三国時代の故事に拠る(大系)
注)なかなに = いっそのこと(辞典)注)人とあらず = 人でなくなる → 死んでしまったら(辞典/U.D.)
注)…は=提題の助詞 その承ける語を話題として提示し 解答・解決・説明を求める(辞典)
注)なりに = ニ は完了の助動詞 ヌ の連用形(全集) なって
注)…てしか = テシカ(モ) は願望の終助詞 …たいものだ(全集)
出典:新日本古典文学大系 萬葉集1 2000 岩波書店
参照:新編日本古典文学全集 萬葉集1 1994 小学館
:岩波 古語辞典 補訂版 1990 岩波書店
改訂:20171204 注釈追記
:20171204 注釈誤記訂正 改正
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