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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2017-12-15

テオドール・オーバネル「故 国」


「詩集」より



ここく

小鳥でさへも巣はこひし、
まして青空わがくによ、
うまれの里の波羅葦增雲パライソウ


オオバネル ──「詩集」


Théodore Aubanel 1829-1886 introduction dans "Armana prouvençau 1855"
(プロヴァンス年鑑詩集 1855 巻頭)
上田 敏 訳 1905「海潮音」本郷書院


出典:海潮音 日本近代文学大系 52 明治大正譯詩集 1971 角川書店
参照:岩波 古語辞典 補訂版 1990 岩波書店

注)Théodore Aubanel は19世紀中頃のフランスの詩人 近代プロバンス語を文芸に用いた(海潮音)
注)波羅葦增雲=天国 ポルトガル語 paraiso の文禄慶長年間(16C末)の訳語(海潮音)
注)出典は全漢字にルビあり



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