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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2025-01-26

ひさかたの 天道は遠し


詞書: 神亀じんき 五年七月二十一日に、筑前国守山上憶良ちくぜんのくにかみやまのうへのおくらたてまつる。

まどへるこころかへ さしむる歌一首 あはせて序


(長歌に謳う「あめへ行かば がまにまに・・・」を受けて反歌を記す…)



  反 歌

ひさかたの 天道あまぢは遠し なほなほに
  いへに帰りて なりをしまさに



山上憶良やまのうへのおくら:萬葉集 801



注)詞書 = ことばがき→和語で書かれた和歌の前書き
注)神亀(詞書)=奈良時代の724年から729年まで 聖武天皇の代の元号
注)ひさかたの=天の枕詞(全集)
注)天道=天への道のり(全集)
注)なほなほに=すなおに(辞典)
注)業=生業(全集)
注)しまさに=シマサネの訛り(全集):しまさ〔します•助動•四段•未然〕+ ね〔終助•願望 ~してほしい〕(辞典)


出典:新編日本古典文学全集 萬葉集2 1999 小学館(全集)
参照:小学館 全文全訳 古語辞典 2004 小学館(辞典)
新日本古典文学大系 萬葉集1 2000 岩波書店(大系)





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