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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の、こだまし、雲に入り、野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

New ! :改訂情報


- ホセ・カレーラス「光さす窓辺」 対訳付き原語歌詞追記

- ハインリッヒ・ハイネ「いと麗しき五月」 助詞 "も" につき加筆/仮名遣を原典に整合

2021-08-10

散らまく惜しみ


題詞: 夏の雑歌ざうか
鳥を



はなの 散らまくしみ ほととぎす
野にで山にり 来鳴きなきとよもす



作者不詳:萬葉集 1957



注)散らまく=散ら〔散る/自動/未然〕+ま〔む/助動/未然/推量〕+く〔接尾語/すること〕散るであろうこと(全訳)


出典:新編日本古典文学全集 萬葉集 1999 小学館 (全集))
参照:学研 全訳古語辞典 改訂第二版 2014 学研 (全訳)
小学館 全文全訳 古語辞典 2004 小学館 (全文)





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