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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

改訂情報:


- The Alexander Brothers : Nobody's Child リードに加筆, 一部記述変更

- ホセ・カレーラス「光さす窓辺」 対訳付き原語歌詞掲載

2018-09-15

alibi-3 : 季節外れの卯の花


アリバイ その3。
五月から六月にかけて咲くといわれる "卯の花" 、わがベランダでは、もう九月半ばなのにまた一輪咲きました。よく見ると更に、小さなつぼみが二つほど見つかりました。





"alibi 3 : 季節外れの卯の花
  


先月も一輪だけ咲いて、そのときは突然変異か狂い咲きか…… などと思っていました。

しかし今日また咲いて、まだこれから先も二つは咲きそう。
そうなると勝手なもので、これはよほど育て方がいいのかも、などと妄想にかられたりします。

そこで思いつくのは「卯の花腐し (うのはなくたし)」という言葉。
これは迷惑な長雨のことで「卯の花月のころ、卯の花を腐らせるほど続く長雨 (大辞林 第三版)」。

なるほどそう言えば、今週は梅雨のような降り方でずいぶん雨が降った。
雨の好きな卯の花、絶好のコンディションに眠りから覚めたのかも。



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