秋山の 木の下隠り 行く水の
われこそ益さめ 思ほすよりは
われこそ益さめ 思ほすよりは
鏡 王 女 :萬葉集 92
注)益さめ =益さ〈益す/増す・自サ四未然〉+ め〈む・助動四型已然・推量〉 このマスは マサルに同じ(全集)
注)思ほす=思ほ〈思ふ・他サ四未然・ハがホに変化〉+ す〈助動四型・尊敬〉(あなたが)お思いになる
出典:新日本古典文学大系 萬葉集1 2000 岩波書店
参照:新編日本古典文学全集 萬葉集1 1999 小学館
全文全訳 古語辞典 2004 小学館
*以後、品詞分類及びその略語を上記参照辞典による表記に変更します
*岩波古語辞典は優れた辞書で、古代語に関しては、これを参照することが必須です。
しかしなぜか、動詞の見出し語を "連用形" とする愚挙を特徴としていて、大変引きにくい。
文字数の少ない単語でその活用形を知らないと、つまり私が初心者だからなのですが、見つけることが難しいことがあります。
“動詞は連用形が基本形である” とする 筆頭編纂者 大野 晋 氏の考えに基づくものであるが、その大野氏晩年の『古典基礎語辞典』では動詞を終止形で載せている。(- 週刊 読書人ウェブ 部分要旨)
しかしなぜか、動詞の見出し語を "連用形" とする愚挙を特徴としていて、大変引きにくい。
文字数の少ない単語でその活用形を知らないと、つまり私が初心者だからなのですが、見つけることが難しいことがあります。
“動詞は連用形が基本形である” とする 筆頭編纂者 大野 晋 氏の考えに基づくものであるが、その大野氏晩年の『古典基礎語辞典』では動詞を終止形で載せている。(- 週刊 読書人ウェブ 部分要旨)
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