題詞:太宰帥大伴卿 の京に上りし後に、沙弥満誓、卿に贈る歌二首 その二
ぬばたまの 黒髪変はり 白けても
痛き 恋には あふ時ありけり
沙弥満誓:萬葉集573
注)ぬばたまの=〔枕詞〕ぬばたまの実が黒いところから, 黒いもの, 髪, 夜 などにかかる
注)けり=〔助動詞・終止・詠嘆〕
出典:新編日本古典文学全集 萬葉集1 1994 小学館
参照:学研 全訳 古語辞典改訂第二版 2014 学研教育出版
小学館 全文全訳 古語辞典 2004 小学館
小学館 全文全訳 古語辞典 2004 小学館
改訂:2021.08.03 出典変更により本文漢字かなルビ変更. 注釈内容変更. レイアウト更新
注)沙弥満誓(男)が、筑紫から奈良へ発つ 大伴旅人(男)に送った餞の歌の一つ
注)ぬばたまの = 枕詞;黒いものなどにかかる
注)ぬばたまの = 枕詞;黒いものなどにかかる
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