Click Icon or Scroll

Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

改訂情報:


- The Alexander Brothers : Nobody's Child リードに加筆, 一部記述変更

- ホセ・カレーラス「光さす窓辺」 対訳付き原語歌詞掲載

2017-11-07

酔ひ泣きするに

題詞:大宰師大伴卿ださいのそちおほともきやうさけめし歌十三首(その十三)



もだりて さかしらするは 酒飲みて
酔ひ泣きするに なほしかずけり


大伴旅人おほとものたびと:萬葉集 350


注)酒を讃めし歌十三首: 既出 → [その一]
注)もだ居りて = 黙っていて
注)賢しらする = 賢いふりをする
注)しかずけり = 及ばないものだ

出典:新日本古典文学大系 萬葉集1 2000 岩波書店
参照:岩波 古語辞典 補訂版 1990 岩波書店

改訂:2017.12.04 題詞追記 既出リンク追記
  :2018.07.23 レイアウト更新



0 件のコメント:

コメントを投稿

      ********** 投稿要領 **********
1. [公開] ボタンは記入内容を管理者宛に送信し即公開はしません
 (サイト劣悪仕様により当該文字列変更不能)
2. 非公開希望の場合もその旨記述しこのボタンで送信して下さい
3. 送信された記述内容は管理者の承認を経て原則公開されます
4. 反公序良俗, 政治的偏向過剰, 宣伝, 広告, スパム等は不可
      **********************************