早春賦
春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず
氷解け去り葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空
春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず
氷解け去り葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空
春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か
吉丸 一昌 1912 「新作唱歌」
注)角ぐむ = 新芽が角のように出始める
注)あやにく = 折悪しく あいにく
注)あやにく = 折悪しく あいにく
「早春賦」
作詩:吉丸 一昌 作曲: 中田 章
歌:芹洋子
作詩:吉丸 一昌 作曲: 中田 章
歌:芹洋子
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