大昔、ジェリー藤尾さんの歌うこの曲がヒットして、毎週のようにテレビで放映され、よく聞いた。
さすが、永六輔さんの作詞、他のつまらぬはやり歌とは一線を画す、若者の心をしっかりとらえる内容があった。
その後、自ら、ずいぶん遠くにも行き、たくさんの知らない街を歩き、若いときの心はすっかり失ってしまった私には、この歌をあまり熱唱されると、甘ったるい、気恥ずかしいような曲に聞こえてしまっていた。
∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴
どこか、遠くへ行きたくなって、ネットであれこれ検索していたら、偶然、この曲を藤圭子さんが歌っているのを見つけて、聴いた。
独特の節回しは変わらないが、とても、言葉、 歌詞を大切に、ゆっくり丁寧に歌っている。伴奏に乗ってうまく歌唱することに腐心するのではなく、一言々々を、確かめるかのように…
人は、なぜ歌を歌うのか… それに答えるかのような、素直なメッセージが伝わってきます。
∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴
彼女も、遠いぃ、遠いぃ、彼方へ、逝ってしまった。
”遠くへ行きたい”
作詞:永六輔 作曲:中村八大
歌:藤 圭子
作詞:永六輔 作曲:中村八大
歌:藤 圭子
改訂:2019.0108 アイコン及びリーダー誤記訂正
0 件のコメント:
コメントを投稿
********** 投稿要領 **********
1. [公開] ボタンは記入内容を管理者宛に送信し即公開はしません
(サイト劣悪仕様により当該文字列変更不能)
2. 非公開希望の場合もその旨記述しこのボタンで送信して下さい
3. 送信された記述内容は管理者の承認を経て原則公開されます
4. 反公序良俗, 政治的偏向過剰, 宣伝, 広告, スパム等は不可
**********************************