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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の、こだまし、雲に入り、野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

2016-12-07

藤 圭子さん「遠くへ行きたい」改正版


大昔、ジェリー藤尾さんの歌うこの曲がヒットして、毎週のようにテレビで放映され、よく聞いた。



さすが、永六輔さんの作詞、他のつまらぬはやり歌とは一線を画す、若者の心をしっかりとらえる内容があった。
その後、自ら、ずいぶん遠くにも行き、たくさんの知らない街を歩き、若いときの心はすっかり失ってしまった私には、この歌をあまり熱唱されると、甘ったるい、気恥ずかしいような曲に聞こえてしまっていた。

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どこか、遠くへ行きたくなって、ネットであれこれ検索していたら、偶然、この曲を藤圭子さんが歌っているのを見つけて、聴いた。

独特の節回しは変わらないが、とても、言葉、 歌詞を大切に、ゆっくり丁寧に歌っている。伴奏に乗ってうまく歌唱することに腐心するのではなく、一言々々を、確かめるかのように…

人は、なぜ歌を歌うのか… それに答えるかのような、素直なメッセージが伝わってきます。
 
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彼女も、遠いぃ、遠いぃ、彼方へ、逝ってしまった。


”遠くへ行きたい”
作詞:永六輔 作曲:中村八大
歌:藤 圭子


改訂:2019.0108 アイコン及びリーダー誤記訂正



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