ショパンのワルツは、十代の中頃、フィリップ・アントルモンの演奏をレコードが擦り切れるのが心配になる程聴いた。
Cogito
はたなびく小旗の如く涕かんかな
或はまた別れの言葉の, こだまし, 雲に入り, 野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……
2017-04-30
2017-04-28
2017-04-26
2017-04-22
タチアナ・リツコヴァさん J.S.B.“Allegro”
2週間ほど前、12歳当時の、トークと演奏のビデオを紹介したタチアナ・リツコヴァさん、その後の演奏から一つ。
J.S. バッハ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番BWV1003より “アレグロ”
飛ぶような弾けるような、撥弦楽器特有の響きと相まって、タチアナさんの演奏、明るく、柔らかく、生き生きとしています。
この演奏より4年ほど前に同じ曲を演奏したビデオもありますが、その時の演奏より更に陰影があって、繊細で少しウェットな感じも加わっているようで、素晴らしい。
潤いを得て、バッハが生き返ったかのように、私には聞こえます。
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“ Allegro from Violin Sonata No.2” BWV1003
作曲: J.S.Bach 編曲:Unknown
Gt: Tatyana Ryzhkova
作曲: J.S.Bach 編曲:Unknown
Gt: Tatyana Ryzhkova
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この曲、本来のバイオリンの演奏で聴くと、私が大の苦手とする、そして、バッハが得意とする ”分散和音” の連続で‥‥‥おそらく芸術性が大変高いのだろうと思いますが、私は聞いていて疲れてしまいます。
連続する分散和音はモダンジャズでもずいぶん聴いて、どちらも、もう食傷の果て。
これは、私が、本来、芸術には興味がない、ということの顕れだろうと思います。
どう考えても、どのような芸術作品も、私は ”エンターテイメント” として味っていると思います。
あるいは、私は ”芸術” というものは、よく解らないし、それ以前に、好きではない、いや嫌いだと言った方がいいくらいです。
特に、新進芸術家と自称するかそう呼ばれる人、あるいはマスコミが、新しい芸術云々と称して、グランドピアノの足をのこぎりで挽いたり、建物を布で包んだりする、そういう類のものを喧伝する時、芸術という言葉自体が嫌になります。
しかし、身の回りにある様々な分野の ”芸術作品” と呼ばれるものに、好きなものはたくさんあるし、好んで味わい、深い感銘を受けたりもします。
私にとって、他の人はともかく、それらは、突き詰めて云えば ”エンターテイメント” である、と云うことです。
おそらく、私が ”芸術作品” に求めているのは、カタルシス(精神の浄化)という、多分に情緒的なものなのだと思います。
そして、作品の中に新しい美そのものを発見したり、分析して新しい美を追求したりするような意味での ”芸術” には背を向けている、それがエンターテイメントの中身なのだろうと思います。
2017-04-18
2017-04-16
2017-04-14
イヴ・モンタン「チャオ・チャオ・ベラ」
テレビの番組で、定番の「刑事フォイル」の他に、時々見ることのある唯一のものに「イタリアの小さな村」という番組があります。
数週間前に見たその番組で、ある村の若者たちが一日の激しい労働を終えたあと、ワインをたくさん飲んで気勢をあげたその勢いで、歌い出した歌、"Bella Ciao"。
数週間前に見たその番組で、ある村の若者たちが一日の激しい労働を終えたあと、ワインをたくさん飲んで気勢をあげたその勢いで、歌い出した歌、"Bella Ciao"。
2017-04-11
2017-04-10
2017-04-07
ギタリスト タチアナ・リツコヴァ さん
Tatyana Ryzhkova(タチアナ・リツコヴァ)さん。1986 年ベラルーシ生まれ、ドイツ在住のギタリスト。
バッハの管弦楽曲をはじめ、ショパンのワルツ 、ギターの名曲、自作の詩や曲、など‥‥ ネット上でその素晴らしい演奏のいくつかを高音質・高画質で聴くことができます。
ここでは、その中から、十数年まえ、12歳の時、自国ベラルーシのTV局インタビューを受けた時の録画を(音質・画質は良くありませんが)……
この年齢で、すでに、ギターを自由に操るテクニックを身に付けているだけではなく、”音楽する心” について考え、語っています。
このような幼い時からの資質が、現在の彼女の演奏を、柔軟で、生き生きとしたものにしているのではないかな、と思います。
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Brava !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
4'37"
"Allegro from Sonata II BWV 1003"
Comp: Johann Sebastian Bach
Guitar: Tatyana Ryzhkova
Comp: Johann Sebastian Bach
Guitar: Tatyana Ryzhkova
改訂: 2018.05.02 当初の埋込動画が利用できなくなっているため、彼女の初期の演奏の公開録画の一つに差替えました。
2017-04-06
2017-04-05
2017-04-02
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