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Cogito


東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く
はたなびく小旗の如く涕かんかな

或はまた別れの言葉の、こだまし、雲に入り、野末にひびき
海の上の風にまじりてとことはに過ぎゆく如く……

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ホセ・カレーラス「光さす窓辺」歌詞掲載  対訳付き原語歌詞を追記 (1連のみ)

ハインリッヒ・ハイネ「いと麗しき五月」  訳詩中の "も" について加筆/仮名遣い及ルビを原典に整合

2018-07-19

喜歌劇「こうもり」のアリアでウルトラC


前代未聞、抱腹絶倒、イヴニング・ドレスで着飾って、しかも歌いながら、回転わざ……決まった!



今は昔、毎年大晦日には LD 盤のオペレッタ「こうもり」を観ることを習慣にしていた時期がありました。
キリ・テ・カナワとヘルマン・プライの主演、指揮がなんと、プラシド・ドミンゴ、1983 年、ロイヤル・オペラ コヴェント・ガーデン。劇中の "余興" には、シャルル・アズナヴールも登場します。

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ほんとうに見て聴いて楽しい、何度見ても笑ってしまう、極上のコメディー、ヨハン・シュトラウス2世作曲、喜歌劇「こうもり」。
そんな、いたるところに笑いの隠されている一流の技の見世物興業のような喜歌劇から、アディーレのアリア「侯爵様 - Meine Herr Marquis」。
歌は、フィンランドのソプラノ、シルカ・ランピマキさん、同じくフィンランドのラハティ交響楽団による "ウィーン・コンサート" のステージ、2011年、から。

アイゼンシュタイン家の小間使いアディーレが、正体を隠して潜り込んだパーティーで、同じく侯爵に成りすましてパーティーに来ている主人のアイゼンシュタインと出くわし、家の小間使い呼ばわりされる。
しかし、主人が侯爵に成りすましているという弱みを握るアディーレは、自らの容姿の美しさ高貴さを高らかに歌い、小間使い呼ばわりをアッハッハッハと笑い飛ばし、一同の共感を得るアリア。

歌詞は Marquis…らしい響き以外まったく聞き取れないので、フィンランド語か?
舞台装置も衣装も相手役もコーラスも、何もないので、特別の隠し技で笑わせてくれます。実際、何度見てもその都度大笑いしてしまいます。

 
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 Brava !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 4'26"
「侯爵様」 "Meine Herr Marquis"
喜歌劇「こうもり」"Die Fledermaus" より
Comp: Johann Strauß II
Sop: Sirkka Lampimäki
Orch: Lahti Symphony Orchestra
Cond: Ralf Kircher

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ラハティ交響楽団は、フィンランドのラハティ市・シベリウスホールに本拠を置くオーケストラである。 1910年に設立。1949年にラハティ市の管轄に入る。 1988年に首席指揮者に就任したオスモ・ヴァンスカにより、オーケストラ活動が活発になる。
 - ja.wikipedia



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